『地獄楽』は賀来ゆうじ先生による日本の漫画作品であり、江戸時代後期を舞台に死罪となった罪人達が不老不死の仙薬を巡り戦う忍法漫画です。
今回は漫画地獄楽から漫画に登場するキャラクターの一人であるメイについて、正体や最後は死亡するのかそれとも生き残るのか等結末についてご紹介したいと思います。
メイの正体
地獄楽のメイと言えば幼くて可愛い事で有名であり、本作のマスコットキャラとして大人気なキャラクターの一人ですが、まず本項ではメイの正体について解説していきたいと思います。
メイの正体についてですが、結論から申し上げますと本来ならば主人公達の敵となるはずの存在であり、主人公達が仙薬を取りに向かう島に住む7人の仙人と同等の存在です。
では、何故メイは主人公達を助けたりするのかと言う事ですが、それに関しては後述にて説明させて頂きたいと思います。
メイの村
前述にてメイの正体をお話したのですが、そのメイが住んでいて主人公達と出会った村は島の中でも島の外縁部に存在する村から少し島の内側に入ったところにあったメイと木人しか住んでいない廃村でした。
その村は深い霧に閉ざされ人は誰も住まない廃村だったのですが、1000年前はちゃんと人が住んでおり栄えていたのですが、この島で起こる人が樹木化してしまう樹化によって人は樹木になってしまい、誰も居なくなってしまったのです。
そして、辛うじて樹化する一歩手前の木人だけが残る村となってしまったのですが、誰も近寄らない村な為にメイにとっては身を隠すのにもってこいだったと言う事だと思われます。
メイの最後死亡
前述にてメイの住んでいた村のお話をしましたが、ここでは原作コミックの結末を元にメイがどうなってしまうのかについてご紹介したいと思います。
では、メイはどうなってしまうのかについてですが、最後は氣(タオ)を使い果たしてしまい消滅してしまいます。本作主人公である画眉丸たちに協力し、他の仙人達を倒したメイは倭国を滅ぼす為に倭国へ向かったリエンを止める為に海岸から船を出して追撃する事にします。
しかし、リエンは船を全て破壊し更には大量の瓦礫によって妨害工作を施してから倭国へと向かっており、これでは追跡出来ないと諦め方その時にメイはその体の全ての氣を解放(鬼尸解)し、全ての瓦礫を取り除く船を復活させます。
そしてその代償として全ての氣を使い切り消滅してしまいますが、最終回後のカットでは何があったのかは詳しく描かれていませんが、復活して笑顔で暮らして居るメイが描かれており、読者を安堵させています。
メイと蓮(リエン)との関係
本記事最後に物語のラスボスである蓮(リエン)とメイの関係についてお話させていただきます。
メイとリエンの関係性についてですが、島に住む七人の仙人を生み出したいわば仙人達の師匠とも言える『徐福宗師』の最初の弟子であり、人間でいうところの姉妹弟子とも言える存在だったのです。
では何故そんな姉妹弟子とも言える二人が敵対したのかと言うと、外丹法と呼ばれる仙薬など外的要因で不老不死を目指す術の為にリエンは島に住まう多くの木人たちを殺害し、その丹を集める事に執着してしまいメイはそんなリエンを止める事が出来なかったのです。
その為に不老不死の仙薬を求めて島にやって来た画眉丸たちに協力する事で、かつて姉妹弟子であり最愛の仲だったリエンを止めようとしたのです。
まとめ
今回は地獄楽からメイについてご紹介してきました。
地獄楽は4月よりアニメの放送も決定している人気作品ですので、ここでは語れなかった他のキャラクターの冒険や物語の結末などを楽しみにしていただければと思います。