陰の実力者になりたくて(アニメ)のネタバレ最終回結末!小説から内容紹介

今回は累計販売数200万部を突破し、2022年10月よりアニメが放送開始となる『陰の実力者になりたくて』の最終回結末までを、小説からネタバレ解説していきます。

『陰の実力者になりたくて』はWeb版と小説版で展開に違いがあるため、アニメではどのような展開になるのか、気になっている方も多いでしょう。

そんな方向けにまとめた内容となっているので、ぜひ読んでみてくださいね!

目次

『陰の実力者になりたくて!』は連続2クール20話放送で小説4巻全てやる?

アニメ『陰の実力者になりたくて』は2クール20話放送が確定していますが、小説は現状4巻までしか刊行されていません。そのため、アニオリ等を途中で挟んだとしても小説4巻分が描かれる可能性は高い、と考えています。

むしろ、小説4巻分でもストック不足の可能性も十分にあり得ますね。小説を元に制作されたアニメの平均進行速度はこのようになります。

  • 1話=小説1/3 or 1/4
  • 1クール12話=小説3巻~4巻

小説を元にアニメ化した場合の平均進行速度は上記となります。仮に平均より遅いアニメ1話=小説1/5ペースで進行したとして、アニメ20話=小説4巻分とピッタリ収まる形となります。

そのため、アニメ2クール20話放送であれば、小説4巻分が描かれる可能性は非常に高いでしょう。

ちなみに書籍版だと現在5巻まで発売されています。

※実際の放送は2巻まででした。

『陰の実力者になりたくて!』はWEBと小説4巻以降では全く内容が違う

アニメが放送開始となる『陰の実力者になりたくて』は、小説・漫画・Webと多岐に渡って展開されています。
漫画は現状ではWeb・小説には追いついていないのですが、Webと小説では途中からストーリーに違いがあります。

  • Web版では7章から
  • 小説では4巻から

Webと小説を比較した場合、ストーリー展開に違いが生じてくる箇所は上記の通りとなります。多少修正されていたり、追記されている程度の違いでは無く、根本から違っています

ちなみに、細かいキャラクター設定や各登場人物の立ち位置も違っているなど、Webと小説ではストーリー~細かい設定までが大きく異なっています。

『陰の実力者になりたくて!』のネタバレ最終回結末

ここではアニメ『陰の実力者になりたくて』の内容がどこまで描かれるのかについて、小説1巻~4巻の内容を元に各巻をネタバレ解説していきます。

では早速1巻から解説していきますね!

1巻

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陰から支える実力者に憧れ、研鑽を積み重ねてきた高校生の影野ミノル。だが限界を感じたため、魔力の習得に励む中で、車のライトを魔力と勘違いして事故に遭い、次に目を覚ました時には貴族として転生していました。

転生後はシド・カゲノーとして弱者を装いつつ、研鑽を積んでいました。そんなシドの前に悪魔憑きを発症したエルフの少女アルファが現れ、悪魔憑きを治療してアルファを助けます

『ディアボロス教団』『シャドウガーデン』などの設定を彼女に説明し、アルファはシドの配下に加わることになります。3年後、シャドウガーデンの人数も増え日常を過ごしていました。

姉クレアが『ディアボロス教団』に襲われますが、シャドウガーデンがクレアを救出しました。さらに2年が経ち15歳になったシドは学園に入学。入学直後に『ディアボロス教団』の策略に巻き込まれたアレクシア王女を救出しました。

ミツゴシ商会を経営している『シャドウガーデン』七陰のガンマが登場。シャドウガーデンを騙る偽物の情報を得たシドは偽物を討伐します。その後はシドはブシン祭選抜大会に出場、対戦相手のオリアナ王国ローズ王女と戦い、シドは惨敗を演じました

選抜大会後に行われた生徒会選挙の演説の最中に『ディアボロス教団』の襲撃を受けました。シドはローズ王女の前で死を演じた後、シャドウとして黒幕のルスラン副学園長を倒しました。その後、副学園長の娘のシェリーは留学に向かいました。

2巻

シドは『聖地リンドブルム』へ向かう途中、オリアナ王国王女ローズと合流します。ローズと街を散策中に七陰『ベータ』に遭遇し、情報を伝えられます。その夜には大司教殺害事件が発生、それと同時に七陰『イプシロン』が計画に沿って行動していました。

女神の試練』に参加するシド。シドが災厄の魔女アウロラに勝利し、試練の扉が開きます。そこにシャドウガーデンも介入。シドの前に現れた扉の先は、アウロラが捕らわれている部屋でした。一方、シャドウガーデンやローズ達も扉から聖域の中へ進みます。

目の前に広がるのはディアボロス細胞計画の全容でした。そこで大司教代理の正体がディアボロス教団『ナイツ・オブ・ラウンズ』の1人だと判明、七陰『デルタ』が戦い勝利します。シドは英雄オリヴィエと戦い、シドが勝利後に聖域は崩壊しました。

その後『ブシン祭』にシドは正体を隠して参加。その裏では、ローズ王女が婚約者ドエムの殺害未遂事件を起こしていました。正体と実力を隠しシドは勝ち進む一方、ローズ王女は逃亡を続けています。逃げ続けている中でローズ王女はシャドウと遭遇、力を望んだローズはシャドウに力を与えられた後に追手を討伐しました。

シドはブシン祭を勝ち進み、アイリス王女vsシド戦にも勝利。その後『ブシン祭』会場に現れたローズ王女が、ドエムの計画を阻止するために王である実の父を殺害しました。そこにシャドウが登場、捕らわれかけたローズ王女を逃がします。

その後はアイリス王女&武神ベアトリクスvsシャドウの戦いが始まるがシャドウが圧倒、辺りを吹き飛ばしシャドウはその場を去りました。

逃げ延びたローズはアルファと遭遇、アルファに『逃げ続ける』か『仲間になる』の選択肢を提示されたローズは、シャドウガーデン加入を決意します。その後はアジトである古の都アレクサンドリアへ向かいます。

※アニメ1期はここまでの内容でした。

3巻

ここからアニメ2期となる内容です。

『ブシン祭』優勝の祝勝会後、シドとクレアは始祖の吸血鬼『血の女王』の討伐に向かいます。シャドウは『血の女王』が住む無法都市紅の塔に到着、一方でクレアは、姿を消したシドを探すために、ヴァンパイアハンターメアリーと行動を共にすることになりました。

無法都市の支配者『ジャガーノート』vs同じく支配者『ユキメ』の戦いにシャドウが割り込み戦いは中断されました。その後、塔に進んだクレア&メアリーはジャガノートと戦うが、その最中でメアリーが吸血鬼である事実『血の女王』の配下クリムゾンの計画が明らかにされました。

『血の女王』エリザベートは復活、シャドウガーデンやメアリー達が応戦するが苦戦を強いられていました。クレアの身体を使い災厄の魔女アウロラも応戦、最期はシャドウがエリザベートに止めを刺しました。その後、ユキメがシャドウに『手を組みたい』と提案を持ちかけてきます。

内容は『ミツゴシ商会vs大商会連合に紛れて手柄を総取りしよう』というもの。成長しすぎたミツゴシ商会を救うため、ユキメと手を組むことを決意しました。シャドウはスーパーエリート『ジョン・スミス』に扮して、大商会連合の偽札をばら撒き失墜を企みます。

大商会連合の獣人月丹はミツゴシ商会の襲撃しますが、アルファ達が撃退しました。ユキメとジョンは偽札工場及び偽札を完成させて流通に動く。偽札流通後、すぐに偽札の存在が知れ渡りました。

『ディアボロス教団』の作戦より早く偽札がばら撒かれたことで焦る月丹。その頃アルファはジョンを襲撃、ジョンは正体を見破られるがアルファを気絶させます。

ついに揃った偽札の換金を行う直前、ユキメは過去と月丹への恨みを語りました。その後ジョン達は信用崩壊を起こそうと動きます。ジョン=シャドウと気付くが、作戦を知らさなれなかった自分に無力さを感じるアルファ。しかしベータがシャドウの暗号を解読してアルファは作戦の真意を知り、アルファの気持ちは落胆から感動へと変わります。

その頃、金貨が集まる約束の場所に金貨が無く焦るジョン、それが月丹の仕業だと知ったジョンは月丹の下へ向かいます。ジョンが月丹と戦う最中、ユキメはかつてシャドウに救われたことを思い出しました。

月丹はユキメの事をジョンに託した後に死亡、その後ジョンがユキメを治療します。その後はユキメはシャドウガーデンと協力関係になることを決意しました。

4巻

『ナンバーズ』は『ディアボロス教団』を追跡していました。『ナンバーズ』は『ディアボロス教団』と戦いになりローズと母レイナ王妃を巻き込み教団を一掃しますが、ローズは連れ去られてしまいました。シドは城下町でローズとドエムの結婚式の情報を入手しました。気になったシドはローズの下へ向かいます。

シドは先に潜伏していたイプシロンと合流後に城内に潜入します。ドエムに怪しまれるがピアノを演奏し切り抜けました。城の案内役マーガレットからローズの情報を引き出し、ローズがドエムに脅されている事を知ります。その後も情報収集を続け、ローズが逆に利用されている事実を突き止めたシドは、ローズに真実を見せて説得を試みます。

結婚式当日、ドエムは『ナイツ・オブ・ラウンズ第9席モードレッド卿の支援もあり、後は『契約の指輪』を手に入れるだけでした。しかし、あるはずの指輪が無くなり焦るドエム。そして結婚式の途中、ローズが掲げた『継承の指輪』から現れた亡き国王が真実を語りました。その後ドエムは、モードレッドに切り捨てられ始末されます。

しかし、災厄『黒キ薔薇』は実現し、魔王ラグナロクが現れました。シャドウが応戦し、同時にベータ&イプシロンvsモードレッドの戦いも始まります。モードレッドの口から『黒キ薔薇』の正体が異界へ繋がるゲートだということ、ローズが魔人ディアボロスの血を受け継いでいる事実が語られます。

その後、シャドウはモードレッドを倒しました。そして閉じかけた『黒キ薔薇』の中に入ります。後にはベータが続いていきました。次に目が覚めた時、シャドウとベータが着いた先は日本でした。

シャドウとベータは、散策中の廃病院で転生する前のクラスメイト『西野アカネ』と遭遇。シャドウとベータは意識を失ったフリをして西野達の組織『メシア』に潜入し、ミノルとナツメと名乗って『メシア』にて情報収集を続けることにしました。

一旦別行動を取るシャドウとベータ。ミノルの世話役にはアカネが付くことになり、アカネから日本の現状・起きた事件・はじまりの騎士、という存在について聞かされました。一方でアカネの兄で研究者の西野アキラは、ナツメを利用しようと企んでいます。

アカネはメシアの集会に参加、灰谷団長から『圧倒的な力を持つ何者かの存在』を議題に挙げられました。その瞬間、魔獣の襲撃を受けますが、そこに現れたシャドウが撃退します。そして『風が泣いている』と言葉を残し、シャドウはその場を去りました。

アカネから単独行動の許可を得たシャドウは、冴島の死体から証拠を掴みました。その日の夜、シャドウは襲撃を受けるが撃退しました。その頃、西野アキラは異常な魔力を持つ生首を使い、ナツメに何かを行おうとしたが、背後から銃撃を受け生首が持ち去られます。

倒れたアキラを気に留めず、ナツメは情報として物品を回収していきます。襲い掛かる魔獣をシャドウが撃退、生首を持ち去った人物の下へ向かいます。生首を持ち去った人物が女医ユウカだと判明しました。ユウカは、アカネがはじまりの勇者で大量虐殺を行った過去を語り、復讐をするつもりでした。

暴走したアカネはユウカを殺しますが、シャドウがアカネを鎮圧しました。その後シャドウとベータはアカネを連れて帰還します。目を覚ましたアカネは、シャドウがかつての同級生影野ミノルだと気付きます。そして大量虐殺など犯した罪に対する贖罪を誓ったのでした。

まとめ

今回はアニメ『陰の実力者になりたくて』の内容について、最終回結末までを小説を元に解説しましたがいかがでしたか?

若干ですがストック不足にも思えるため、途中でアニメオリジナルを挟む可能性もありますが、1巻~4巻の内容がアニメ化されることは確実と言えます。

特にシャドウ達の日本での暗躍を『アニメで見たい』と思う方は多いでしょう。今後の動向に期待ですね!

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