呪術廻戦 粟坂二良の声優と死亡何話で術式あべこべ!俺たちは自由だった【あわさかじろう/渋谷事変】

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今回は大人気漫画の「呪術廻戦」から、あべこべという術式を使うことで知られる呪詛師の粟坂二良(あわさか じろう)についてご紹介します。粟坂は、渋谷事変で偽夏油と協力関係にあった呪詛師のひとりです。

弱い者イジメは生涯現役と宣言するなど救いようのない三下ですが、彼の特異な術式を用いた伏黒恵との闘いはファンから高い評価を得ています。

目次

粟坂二良の声優

粟坂二良は、渋谷事変で登場した偽夏油一派の呪詛師のひとりです。彼は主に渋谷に張られた帳の警護を担当しており、初登場はコミックス11巻の93話でした。

背が低く筋肉質な体つきで、禿頭ながら少し髪が残っているのが特徴です。また、蓄えられたヒゲも相まって逆さ絵のような顔をしています。

達磨のようなグリッとした目が見た人の恐怖心を煽る、そんな彼はアニメではまだ未登場です。そのため、どの声優さんが彼の声を担当するのかは2023年9月時点で不明です。

ですが、ファンの間では「東京喰種」の真戸呉緒「鉄血のオルフェンズ」のラスタルなどの声を担当する大川透さん、「機動戦士ガンダム」のギレン・ザビ「タッチ」の原田正平などの声を担当する銀河万丈さんなどが予想されています。

粟坂二良の術式はあべこべ

粟坂が使う術式・あべこべは、自分が受ける予定の攻撃の強弱を反転させます。強い攻撃は弱く、逆に弱い攻撃は強くすることが可能です。

術式を使ってあべこべにできる攻撃には、上限と下限があります。相手からの強烈な攻撃をあべこべで防いでカウンターで相手を仕留めるのが粟坂の戦い方で、ある意味初見殺しに特化したスタイルと言えるでしょう。

ただ、このあべこべには弱点がいくつか存在します。そもそも五条クラスの規格外に強い攻撃はあべこべの対象外で、単純な強弱が付けられない複雑な術式に対する相性も悪いです。

また、複数人が入り乱れる乱戦も不向きで、強烈な攻撃の中で当たり損ないの弱い攻撃を受けた場合は致命傷になります。

粟坂二良の死亡何話?

コミックス11巻の97話にて、粟坂は渋谷Cタワーの屋上で帳を守っていました。そこへ伏黒の式神・鵺で虎杖が屋上に登ってきて、屋上から地上へ落とされてしまいます。

ところが、高いところから落ちた割に粟坂の身体が綺麗だったことで、伏黒は彼がまだ生きていることを見抜きます。そして地上での戦闘が始まり、ダメージを全く受けている様子のない粟坂に違和感を抱いた伏黒は、彼の術式を見破るため粟坂との会話を試みます。

ここに五条が来るという伏黒のブラフに対し粟坂は彼が封印されたのを知っている様子を見せたことから、虎杖と伏黒は粟坂の術式が攻撃を無効にするものではないことに気づきました。さらに、粟坂を脱兎を使って取り囲んだ際の様子から彼の術式を見抜いた伏黒は、虎杖に術式を使わせない作戦を伝えます。

虎杖と伏黒は強い攻撃を全力で与え続け、途中で伏黒の式神が弱い攻撃を加えたことで粟坂は大ダメージを受けました。虎杖は粟坂に渾身の一撃を食らわせようとし、それを見た粟坂はとっさに術式を発動し虎杖からの攻撃に備えます。

ところが虎杖は拳が粟坂に当たる直前で動きを止め、それまでの勢いを殺し弱い力で彼に攻撃しました。時間差の攻撃に対応できずに吹っ飛んだ粟坂は、その場で虎杖と伏黒に縛られます。つまり、敗北はしたが死なずに済んだ、ということです。

粟坂二良とオガミ婆の『俺たちは自由だった』とは

コミックス11巻の96話にて、五条が封印されたことを知った粟坂やオガミ婆は「俺たちは自由だった」と語っています。清々しいまでのクソっぷりが感じられるセリフで、粟坂のキャラクター性も溢れ出ていると言えるでしょう。

これまで、年々活動が活発になる呪霊の相手をするだけで呪術師たちは手一杯でした。呪詛師たちは、その裏でうまく立ち回っていれば何に縛られることもなく楽に稼げていました。

そうやって自由にわがままに俺たち(呪詛師)は生きていたのに、五条悟が生まれたことで世界の均衡が変わってその自由が奪われてしまった。そんな思いが込められた、呪詛師たちの嘆きのような、五条への復讐を誓うような言葉です。

まとめ

今回は、粟坂二良についてご紹介しました。粟坂は呪詛師として虎杖と伏黒の前に立ち塞がり、敗北したものの死亡することなく縛られるまでに留まっています。

呪詛師として捕まっており五条が封印される形で渋谷事変のエピソードが終了しているので、彼の再登場は望み薄です。あべこべという術式はとてもユニークでしたが、五条に恨みを抱いている以上今後虎杖たちの味方になってくれることもないでしょう。

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