ナルシソ・アナスイは「ジョジョの奇妙な冒険第6部ストーンオーシャン」に登場するキャラクターです。主人公・徐倫（ジョリーン）の仲間の一人として一緒に戦います。最初に登場したときは無口でしたが、仲間になった後はコミカルなキャラになっていきました。声優は浪川大輔さんが担当しています。
アナスイは徐倫に一目惚れをして仲間になります。当初は利己的な考え方が目立ち、徐倫にプロポーズし続けるも相手にされません。愛する女性と浮気相手を殺した過去がありますが、ずっとその女性を愛し続けているなどの純粋さも持ち合わせています。戦いの中、仲間たちの死や敵に対する怒りで成長していき、使命感に目覚め戦うようになっていく姿が人気のキャラクターです。
ここでは、そんなアナスイがディアボロに似てるという話やそのスタンド能力、最後について解説します。
ナルシソ・アナスイのプロフィール・声優・年齢・身長
アナスイの年齢は25歳で、身長は179ｃｍです。なんでも分解してしまうという癖を持ち、恋人だった女性と浮気相手を分解した猟奇殺人鬼としてグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所に収監されています。初登場時は何をしでかすか分からない危険な雰囲気を持っていました。
その後、徐倫に出会い一目惚れし、仲間に加わります。フー・ファイターズを味方につけて何度も徐倫に一方的に告白しますが、まるで相手にされず、振られ続けてコミカルな姿で笑わせてくれました。同時に、かつての恋人を今も愛し続ける純粋さも持っていますが、行動は全て自分のためで、誰かのために行動するような人間ではありませんでした。
しかし、戦いの日々がアナスイを成長させます。徐倫のために自分を乗っ取るようにフー・ファイターズに頼みますが、逆にフー・ファイターズはアナスイを助けて死んでいきました。ウェザーリポートはプッチ神父に挑み殺されてしまいます。仲間たちの死を目の当たりにし、アナスイの心にはプッチ神父を倒さなくてはならないという使命感と、そのために自分の命を懸けようという自己犠牲精神が芽生えていきました。
アニメ版の声優は浪川大輔さんが担当されます。ルパン3世の石川五エ門役をはじめ、数多くの役を演じてきたベテラン声優さんで、明るくコミカルなキャラもシリアスなキャラも見事に演じられます。アナスイの役柄も見事に演じてくださると思います。
ナルシソ・アナスイはディアボロに似てる？
ディアボロは「ジョジョの奇妙な冒険第5部黄金の風」にラスボスとして登場するキャラクターです。アナスイと似てると言われる理由は服装のせいだと思われます。どちらも上半身が網目状になっている独特な服を着ているため、一見すると見間違えてしまうのでしょう。
ナルシソ・アナスイのスタンド能力『ダイバー・ダウン』の元ネタと強さ
アナスイのスタンド「ダイバー・ダウン」の能力は、「物体や人物に潜り込み中身を組み替える事」です。潜り込んだ状態で対象を操ることや、内部から攻撃することも可能です。中身を組み替えて、相手を罠に変えたり脳をカエルにしたりもしています。
防御面でも使用でき、味方の内部に潜り込んでダメージを引き受けることや、失った体の一部を作り変えて補うこともできます。さらに自身や他人の外見を組み替えて変装するなど、極めて応用力に長けたスタンドです。
名前の元ネタはアメリカの天才ギタリストであるヴァン・ヘイレンのアルバム「ダイヴァー・ダウン」からつけられました。ジョジョのスタンドの名前は洋楽のバンド名や曲名が元ネタになっていることが多いので、調べてみるのも楽しいかも知れません。
ナルシソ・アナスイの最後ラストは？
最後の戦いの直前に冗談めかして「この戦いに生き残ったら徐倫にプロポーズするか」というアナスイに、「いいわ。プロポーズして」と徐倫は答えます。「その言葉には希望がある」徐倫の返事は、絶望的な戦いに挑む自分達が希望を見るためのものだったのかもしれません。
最後の戦いにおいて、アナスイは仲間全員にダイバー・ダウンを潜ませ最初の一撃のダメージを自分が受けることを提案します。決死の覚悟の作戦でしたが、敵には通じず、仲間たちは次々殺されてしまいました。アナスイも命を落とします。残された徐倫は仲間のエンポリオを逃がしてから、アナスイの後を追うように玉砕するのでした。
まとめ
ここでは、アナスイがディアボロに似てるという話やそのスタンド能力、最後について解説しました。
アナスイは最初は怖いキャラでしたが、作中で成長していき最後にはとうとう主人公の徐倫を射止めた男です。
アニメでのアナスイの活躍を楽しみましょう！
