ヒロアカ青山優雅の伏線内通者と両親!腹痛理由や僕は知ってるよ【僕のヒーローアカデミア7期アニメ】

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2024年5月18日より3期の放送がスタートする人気アニメ「僕のヒーローアカデミア」に登場する青山優雅(あおやまゆうが)は、雄英高校の1年生で主人公・緑谷出久のクラスメイトです。貴族のような喋り方が特徴で、個性はお臍からとても強力な「ネビルレーザー」を照射することができます。

校内では以前からヴィラン側の内通者(スパイ)がいるのではという疑いがあり、ついに青山が内通者だと判明しました。そこで今回は、青山優雅が内通者であると分かる伏線や彼の家庭環境についてご紹介していくので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

青山優雅がヴィランの内通者で10年前にAFOから個性譲渡

青山優雅がヴィラン側の内通者と確定したのは、34巻の336話です。これまでも高校内部に内通者がいるとの疑惑はありましたが、その内通者が青山であることが明かされました。

青山は主人公の出久と同じく、“無個性”の状態で生まれてきました。同じクラスに元無個性の生徒が2人もいるとは、世間は狭かったようです。

彼の両親は、無個性で生まれてきた青山にとても混乱しました。個性がなく人と違うということを気に病んだ両親は、息子の幸せを願うあまりとある噂に辿り着きます。

それは「自由に個性を与えてくれる」という噂で、その噂に縋った両親がAFOに頼って個性を譲渡されました。わが子の幸せを願って行ったことが後に悲劇を生むことになるとは、その当時は考え付かなかったのでしょう。

青山優雅の両親は富裕層の家系

青山の両親は富裕層の家系で、青山が個性を持たずに生まれたこと以外は何不自由なく暮らしてきました。個性の譲渡を受けた後、青山一家の行動はAFOに支配されることになります。

ヒーローを志して入学した雄英高校でもオールマイトの動向を探ったり、合宿先を流して出久を1人になるよう誘導するなどAFOの命令によってクラスの仲間を危険に晒すような行動をとってしまいました。青山の両親は彼らに頼まれたらそれを実行するしかなく、従わなければどこまでも追い詰められて殺されてしまうと話します。

青山自身、ダメだと分かっていながらも両親を守るために彼らに従うしかありませんでした。両親の命が危険にさらされているために、同じクラスの友人たちを裏切らなければいけない彼の苦しみが読者にも伝わってくるようです。

青山優雅の内通者の伏線

内通者が青山だと判明したことで、ストーリーをよく見返してみるといくつもの伏線が張り巡らされていることが分かります。ヴィランに情報を流していた事実に衝撃が走る一方、ここに至るまでに彼が内通者だと推測できるような伏線がいくつも散りばめられていたということが読者の間で話題になっていました。

青山からのSOSとも言える伏線は、随所に隠されていました。今回は「チーズのSOS」や「青山が腹痛を起こす原因」、「どうして僕はみんなと違うの?というセリフ」などの伏線をそこに隠された真意とともにご紹介していきます。

そのほか、細かなところにも気になる描写が随所に盛り込まれていました。改めて見てみると、たくさんのヒントが隠されていたことに驚かされるでしょう。

「僕は知ってるよ☆」のチーズはSOS

19巻168話の「青山奇行篇」にて、出久にいきなりチーズを食べさせたり夜に彼の部屋を覗くなど青山が気候に走ります。そんな青山の意図が分からず出久は混乱しますが、ある夜チーズで作った「ぼくはしっているよ」という文字がベランダに置かれていました。

この「知っている」は出久の個性がオールマイトから譲渡されたものだと知っている、という意味だと推測できます。そして翌日、青山は「君は個性と体が合っていない」と出久に言い、自分にも同じことが言える旨を告げました。

その後、出久は青山の奇行を励ましだったと捉えて感謝しますが、青山は浮かない顔をしています。出久に急接近して個性について言及した青山は、本当は自分の身に起きていることを似た境遇の彼に気付いてほしかったのかもしれません。

腹痛は譲渡された個性と体質が合わなかったから

個性を使うと青山がお腹を壊していたのは、「ネビルレーザー」が彼が生まれ持った個性ではないことが示唆されていたことが考えられます。譲渡された個性であるため、その力と彼自身の体質が合っていないものだったのでしょう。

それを読み取れる描写として、各キャラクターの名前が挙げられます。爆破の個性を持つ爆豪勝己や炎と氷の個性を持つ轟焦凍など、「ヒロアカ」のキャラクターは自分の個性と紐づいた名前であることが多いです。

そんな中、もともと無個性だった緑谷出久は、当然「ワン・フォー・オール」とは繋がりのない名前をしています。そして、青山優雅も「ネビルレーザー」とは紐づかない名前で、こんな細かいところにまで伏線が張り巡らされていました。

12巻108話「パパンママン…どうして僕は、みんなと違うの?」は無個性だった伏線

12巻にて描かれている仮免試験の第一次選考で、全参加者合同のバトルロイヤルが描かれています。青山はその際窮地に立たされ、友人の合格を優先して空に向けて「ネビルレーザー」を放ちました。

その直前の「俺の行動は俺の夢の形でもある」という友人の発言を受けた彼の脳裏に、過去に家族に向けたと思われる「パパンママン…どうして僕は皆と違うの?」という台詞が浮かびます。当時は、あくまでも個性を使うデメリットとして腹痛を引き起こすことに対する負の感情の発露だと捉えた方もいるでしょう。

ですが、青山は無個性で生まれたという事実が明かされてから振り返ってみるとその意味が変わります。彼は幼少期に自分が周囲の人間とは決定的に違うという事実に直面したことがあり、その中で両親にぶつけた「皆は持っているのにどうして僕には「個性」がないの?」という純粋な疑問だったと考えられます。

まとめ

今回は、「僕のヒーローアカデミア」の青山優雅についてご紹介してきました。物語の序盤から内通者がいるのではとの疑いがあり、その内通者が青山だったことが判明してからも彼に手を差し伸べる相澤先生やクラスメイトとの絆は激アツです。

一度は友人たちを裏切ってしまった青山ですが、これからはクラスメイトとともにヴィランと戦いヒーローとして活躍してほしいでしょう。また、2024年5月4日にはアニメ7期が放送スタートしており、「少年ジャンプ」本誌でも盛り上がりを見せているためアニメの7期にも期待が高まっています。

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