2023年の夏クールである7月からアニメ「七つの魔剣が支配する」のアニメの放送が開始します。本作は、「ラノベ好き書店員大賞2019」で１位や「このライトノベルがすごい！2020」で文庫部門・新作部門で1位を獲得したりと話題作となっています。
今回は、そんな話題作である本作の主人公であるオリバー＝ホーンについて調べてみました。
オリバー・ホーンの声優は田丸篤志
オリバー＝ホーンの声優はマウスプロモーション所属の声優である田丸篤志(たまる あつし)さんが担当しています。
名前:田丸篤志(たまる あつし)
生年月日:1986年2月27日
年齢:37歳
所属事務所:マウスプロモーション
田丸さんは埼玉県出身の声優さんで、2009年ごろから活動しています。声の特徴は若い少年から悪役、熱血キャラクターまで幅広い演技力を持っています。
主な出演作としては、「魔法科高校の劣等生」吉田幹比古役や「ガンダムビルドダイバーズ」ナナセ・コウイチ役などがあります。また、直近だと「推しの子」でアイやゴローを殺害したストーカー男（リョースケ）の役でも知られています。
経歴としては2007年にシグマ・セブンの公開オーディションに合格しており、その時一緒に合格した声優さんでは大亀あすかさん、西明日香さん、渕上舞さんもいます。シグマ・セブンやその系列の事務所を行き来し、2020年から現在のマウスプロモーションに移籍しています。
オリバー・ホーンの正体・過去
オリバー=ホーンはキンバリー魔法学校の新入生として入学しますが、その目的は復讐であり、オリバーの母親を殺害したキンバリー魔法学校の7人の教師に復讐をするためにキンバリー魔法学校に入学しました。いとこであるシャノンとグウィンや、迷宮で生まれてオリバーの後輩として1年後に入学してくるテレサをはじめキンバリー魔法学校の生徒として潜入し、同じく7人の教師への復讐を目的としている「同志」たちのリーダーでもあります。
ヒロインであるナナオの流派の教えとして「復讐の剣は愉しからず 相愛の剣こそ愉しけれ」という教えがあり、ナナオはこの教えにのっとって「相愛の剣」の相手を探していましたが、オリバーはナナオの「相愛の剣」とは真逆である「復讐の剣」であるということが漫画版の4巻で明示され、この対比が今後どのようにストーリーへと関わっていくのかも楽しみなところです。
オリバー・ホーンの強さ
オリバーは、キンバリー魔法学校の新入生ではありますが、入学式前のトラブルでトロールが暴走した際は、シェラ、ガイ、ピートの3人で唱えた呪文を束ねて竜の咆哮を再現し、トロールをひるませることでナナオを援護してトロールを撃退していました。
入学式前のトロールの暴走騒動や、魔法剣の授業でのナナオとの立ち合いでは、模擬戦であったにも関わらずナナオとほぼ互角に渡り合う高い戦闘のスキルを示しており、漫画版第3巻では円形闘技場に現れた神獣の眷属ガルダをナナオとの共闘で撃破して見せたり、上級生であるオフィーリアの体質である惹香（パフューム)の魅力に耐性を持って抵抗したりなど高い実力を持つことが描写されています。
この高い実力は、オリバーが復讐のために重ねてきた自殺にも等しいほどの努力の賜物であり、また、その結果として作中で重要な要素である魔剣である「奈落を渡る糸（アングスタヴィア）」を獲得しています。
オリバー・ホーンの母親父親
先述の通り、オリバーがキンバリー魔法学校に入学した理由は自身の母親を殺害したキンバリー魔法学校の教師7人に復讐をすることです。そんなオリバーの両親はどのような人物だったのでしょうか？
まずは魔法学校の教師に殺された母親ですが、母親の名前はクロエ=ハルフォードという名前で、かつてはキンバリー魔法学校の生徒で作中でも重要な要素である魔剣の使い手でした。クロエは異界の神々に魅入られて走狗になったものを倒す「異端狩り(グノーシスハンター)」でしたが、意見の違いによる対立から同じ異端狩りであったキンバリー魔法学校の教師たちに裏切られた末に拷問され殺されました。
一方でオリバーの父親は、エドガー=グローヴズという名前で、クロエとは真逆の理論派の魔法使いです。クロエが殺された時にはクロエの警告でシャーウッドに身を寄せていました。エドガーは復讐を道を決めたオリバーに自分ができることはクロエを殺せる魔法使いに対抗するための戦力を与えることであると考えているようです。
まとめ
いかがでしたか？今回は夏に放送を開始する「七つの魔剣が支配する」の主人公であるオリバー=ホーンについて調べてみました。
本作は主人公のオリバーをはじめ魅力的なキャラが多い作品ですので、夏から始まる放送が今から楽しみになりますね。気になった方は、アニメ「七つの魔剣が支配する」を見てみてください。
