2023年4月2日からアニメ「マイホームヒーロー」が放送されました。
今回は、そんな「マイホームヒーロー」の主人公の鳥栖哲雄の妻である鳥栖歌仙について調べてみました。
なお、このページでは原作のネタバレについて触れているので、ご注意ください。
鳥栖歌仙のプロフィール・年齢
まずは鳥栖歌仙のプロフィールから見ていきましょう。鳥栖歌仙のプロフィールは以下です。
名前:鳥栖歌仙(とす かせん)
年齢:41歳
職業:専業主婦
声優:大原さやか
鳥栖歌仙は主人公・鳥栖哲雄(とす てつお)の妻で、声優は大原さやかさんが担当しています。哲雄との間には娘の零花（れいか）がおり、実家は「和服の鳥栖」という呉服屋を経営している資産家ですが、現在は訳あって絶縁状態にあります。職業は専業主婦です。零花が一人暮らしをしていたため、哲雄との二人暮らしでしたが、事件をきっかけに零花を守るためという意味で零花と哲雄と3人で暮らしています。
二人に対する想いは強く、二人のためならば常識では考えられないようなことでも実行できてしまう行動力と大胆さを兼ね備えています。
鳥栖歌仙がヤバい怖いと話題！死人を見ても冷静
第１話で哲雄は零花の彼氏である麻取延人(まとり のぶと)を殺害してしまいます。延人は半グレ組織に属している半グレで、零花にDVをしていました。哲雄が零花と会った時に零花が暴力を受けていることを知り、零花が留守にしているときに家に来た延人を哲雄は殺害してしまいます。
たまたま零花の家に来た歌仙は延人の死体と延人を殺害した哲雄を見ても動じることなく、それどころか哲雄の隠蔽工作に手を貸し、組織の追求から逃れるように二人で行動しています。一般の人よりも行動力があるとはいえ、あまりにも常軌を逸している精神力であると言えます。歌仙のそんな行動力の秘密は、歌仙の生い立ちにありました。
ここから先は原作のネタバレに踏み込むので閲覧にはご注意ください。
鳥栖歌仙の正体はカルト教団「オガミメ」で生まれた娘
歌仙の実家は四方を山に囲まれたとある村で神道系のカルト宗教の教祖をしており、歌仙はこのカルト教団のトップである「オガミメ」になるべく育てられていました。カルト教団が人里離れたところにあるため社会から隔絶された生活をしていたこともあって哲雄と出会って結婚するまで社会について何も知らない状態でした。さらに、この教団はヤクザともつながっており、教団の汚れ仕事を任されています。
歌仙が哲雄と駆け落ちしたことで現在このカルト教団のトップには姉である胡蝶（こちょう）が就いていますが、歌仙や娘である零花を「オガミメ」とするために歌仙の父・郷一郎の遺産を零花に相続させ、零花は鳥栖家の実家の遺産を狙う半グレによって狙われることとなりました。
鳥栖歌仙がヤバいのは実家がカルト教団だから？
歌仙は、延人の死体と延人を殺害した哲雄の姿を見ても取り乱さないどころか死体の隠蔽を提案し、恭一に下剤入りのコーヒーを飲ませたり、半グレが家に押しかけてきて拷問をされてる最中でも演技で乗り切ったり、半グレである恭一に延人殺しの罪を擦り付けるために様々な行動を起こしたりと常軌を逸した胆力と行動力を兼ね備えています。これは、実家がカルト教団であり、さらに裏社会とも繋がっているというあまりにも特殊すぎる環境で育ったことが影響しているのではないでしょうか。
カルト教団では薬物を使用した洗脳を修行として行っており、「オガミメ」のための修行もまた過酷そのものであり、特殊な環境で育ったことに加え、カルト教団の暗部や過酷な修行が現在の歌仙の常軌を逸した行動力や精神力を生んだのだと思います。
鳥栖歌仙は娘や夫を守るために行動
そんな歌仙の常軌を逸した行動力ですが、この事件における歌仙の行動理念は一貫して「哲雄と零花を守るため」の行動です。それは哲雄が歌仙に内緒でこの事件の後始末などの行動を行うととても心配をしているのはもちろんですが、歌仙の行動が哲雄や零花にとっていい方向に転がっているところからもうかがえます。
上述の通り、歌仙はカルト教団の村から哲雄によって救い出され、駆け落ちしています。カルト教団という恐ろしい場所から自分を救い出してくれた哲雄には大きな恩義を感じているでしょうし、そんな哲雄との子供である零花もまた哲雄と同じくらい大切な存在であることは想像に難くありません。
延人は零花に暴力をふるっており、哲雄はそんな延人を殺害しています。哲雄の延人殺しは零花を守るための行動であり、歌仙が死体の隠蔽計画に加担していることも犯罪に手を染めた哲雄を守るための行動であることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？ただのサラリーマンであった哲雄がひょんなことから裏社会のいざこざに巻き込まれていく「マイホームヒーロー」はとても魅力的で世界観にとても引き込まれていく作品です。
延人を殺した哲雄と哲雄たちを守りたい歌仙、二人の事件の行く末から目が離せないですね。
