2023年1月から放送開始された小説化やコミカライズ版も発売され盛り上がりを見せている「冰剣の魔術師が世界を統べる」。2期が放送されるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は2期のアニメはいつ放送されるのか、1期では原作小説と漫画それぞれどこからどこまでやったのかについてまとめていきます。
『冰剣の魔術師が世界を統べる』1期の内容振り返り
まずは現在放送されている1期の内容を振り返ってみましょう。
冰剣の魔術師が世界を統べるの1期では、レイの過去のシーンから始まるのが印象的でしたね。そこからOPに繋がりレイが身分を隠してアーノルド魔術学園に入学するところに続きます。
入学早々、学園内で唯一一般家庭出身で通っているということで注目を集めるレイですが、三大貴族の一人アメリア＝ローズと意気投合します。そして同じクラス内のエヴィ、エリサとも親しくなっていき、なにかとレイの行動が気になっているクラリスともじょじょに打ち解けていきます。
学園内で行われる魔術の森での実演演習のためレイはエヴィ、エリサ、アメリアの四人でパーティーを組むことになります。ここでレイのサバイバル知識が発揮され、森の中でモンスターに捕まっていたアルバード達のパーティーを助けることになります。倒したと思ったモンスターが更に力を増して襲ってきますが、レイ達は力を合わせてピンチを切り抜けます。
実演演習も終わり校内予選の代表選手を決める時にアメリアはレイを指名しますが、生徒からはブーイングが出てきます。あと少しでレイが勝つ瞬間に過去に記憶がフラッシュバックし攻撃の手を止めてしまいます。もともとレイのことを見下し気に入っていないアルバードは、レイに魔術の使用もありの決闘を申し込みます。アルバードの負けが確実になりレイの正体を聞こうとした瞬間に、グレイ教諭によって、エヴィ、エリサ、アメリア、アルバードは動けなくされそのままグレイと戦うことになります。この戦いでレイは冰剣の魔術師としての力を見せつけ過去も明らかになりました。
そして日常に戻り3つの魔術学校が競い合うマジック・シュバリエが開催されると担任から言われます。その担任がかつての仲間で幻惑の魔術師キャロルだったことで、レイはかつて上司で学園長のアビーに解雇して欲しいと直談判しにいきます。
一方、選抜選手に選ばれたアメリアは物足りなさを感じていました。そこでレイはアメリアの特訓メニューを作り訓練させることにします。訓練がひと段落したところで、エヴィ、エリサ、アメリア、クラリスはレイの師匠エインズワースのもとに向かいます。
師匠のところから学園に戻り訓練も終了しマジック・シュバリエ当日を迎えます。順調に進んでいっていましたが、暗躍する存在にキャロルが気づき、一芝居うつところで終わります。
ここまでが現在放送されている分の振り返りになります。真面目なシーンからツッコミどころ満載なシーンまで様々ンな展開が話題となっていますね。ここからはメインのキャラクター以外にも活躍していくキャラクターたちが多く見られそうです。
『冰剣の魔術師が世界を統べる』1期は何巻どこからどこまでやった？
アニメの放送が1クールで12話で、1期は小説では2巻まで、漫画では7巻までの内容が放送されると思います。
第5話の「世界最強の魔術師である少年は、戦場で邂逅する」ではレイの冰剣の魔術師としての力を解放しています。そしてレイの過去と自分が冰剣の魔術師だということを仲間たちに伝えているシーンがあります。
ここまででまだ小説の1巻の内容になるので、進むペースを考えると2巻の魔術剣士競技大会が終わるところまで描かれると思います。1巻ではレイに仲間ができたり過去が明らかになったりと序章のような感じですが、2巻からはレイと昔から関わりのあるキャラクターも含め人との関係性など物語も大きく進展するので、ちょうど1期で放送するにはキリがいいところになります。
『冰剣の魔術師が世界を統べる』2期の人気と2期の放送予定
冰剣の魔術師が世界を統べる2期の放送について現時点では公式サイトから発表はありません。
2期が制作されるかどうかは原作や円盤の売り上げが大きく関わってきます。そこでそれぞれの売り上げについて見ていき、2期が放送されるか予想をしてきたいと思います。
やはり一番影響があるのはBlu-raやDVDの売り上げになります。一般的には累計4000枚売り上げがあれば黒字になると言われているので、ひとまずのボーダーラインは超えることになります。
冰剣の魔術師はBlu-ray BOXのみとなり、発売も2023年4月26日なのでどのくらいの売り上げになるのかまだ予想ができない状況です。そのため、2期の制作基準に達するかどうかは不明です。
ライトノベルが原作の場合アニメ化するには最低でも10万冊の売り上げが必要と言われています。
冰剣の魔術師が世界を統べるは売り上げが公表されていませんでした。小説家になろうでは3000万PVを超えていて人気はあると思います。そしてマガポケにてコミカライズ版の連載、アニメ化の影響で原作の売り上げも期待できると思います。
円盤・原作ともに具体的な売り上げが出ていないため2期が制作される可能性はどちらとも言えないと思います。アニメ化はしているので人気はあると思われますが、ストックが十分と言えないことと小説家になろう上での連載が1年以上されていないので様子見になってしまうかもしれません。
アニメと小説のイラストを使用したグッズ展開もしているので、こちらの売り上げも好調であれば制作される可能性が高くなると考えられます。
そのため、もし2期が放送されるとしても2025年の12月～2026年4月あたりになると予想します。
『冰剣の魔術師が世界を統べる』2期の原作ストックと漫画小説何巻どこからどこまで？
2023年2月の時点で小説は7巻、漫画は11巻まで発売されています。
アニメの放送が1期と同じ1クールで12話とすると小説では3～4巻、漫画では11巻まで描かれると思われます。小説をベースにするのであればストックは十分ですが、漫画をもとにしてしまうと現在あるストックを全て使い切ってしまうことになります。
原作の小説家になろうのサイトでは、番外編として魔術剣士競技大会後の夏休み編が連載されています。しかし小説の3巻ではその部分が全てカットされていて二学期の文化祭編が始まります。2期で番外編がカットされるとしたら小説5巻の追憶編までアニメ化されると思われます。
番外編の夏休み編ではキャラクターたちの楽しそうなところや日常が垣間見れるシーンがあるので、是非アニメ化かスピンオフとして放送して欲しいなと思います。
『冰剣の魔術師が世界を統べる』2期の新キャラや見どころ
2期では文化祭が近づきレイたちもメイド喫茶をするために準備をしていました。学園内で先輩のレベッカがベルンシュタイン家のエヴァン＝ベルンシュタインと婚約をすると噂を聞き師匠の所に向かうレイですが、特に悪い噂はないと言われます。
しかしレイに会いに来たというオリヴィア王女からはエヴァンが魔眼に興味があるということを聞きます。レイは聞いたことが気になりつつも文化祭を迎えますが、ここが様々な人物の思惑が絡み大きな転換点を迎えることになります。
文化祭二日目の後にレイは師匠、アビー、キャロル、カーラと会いレベッカとエヴァンが結託して何かをしようとしていることを突き止めます。そして文化祭最終日にレイはレベッカを救うために動き出します。
最大の見どころはレベッカを巡るモルスとパラによる十年前の因縁とレベッカを救う筋書を作り上げた虚構の魔術師であるリーゼロッテ＝エーデンの活躍です。他にもリーゼロッテの過去やキャラクターのすれ違った感情など注目するところは多くあります。
まとめ
冰剣の魔術師が世界を統べるのアニメ2期の放送やどこまでやるのかについてまとめてきました。
1期ではまだレイの過去や学園内の友人たちとの交流がメインになって、本格的にストーリーが面白くなってくるのは2期からだと思います。
ストーリー展開は王道のような感じですが、キャラクター同士の絆や掛け合いなど見どころも多くあります。そしてレイが実力を完全に発揮したところも見たいので是非2期も期待したいですね。
