うたわれるもの二人の白皇(3期アニメ)ネタバレ最終回結末!ラスボスはクオンでその後にウィツァルネミテアも

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7月から原作ゲームの制作陣より『最高の完結』と宣言された『うたわれるもの 二人の白皇』の放送が始まります。出演している声優さんの訃報などが重なり一度はアニメ化が中止された作品だけに制作決定時からの期待が凄い大きな作品です。

今回はうたわれるもの二人の白皇から1期、2期を振り返りつつ最終回の結末などをご紹介していきたいと思います。

目次

『うたわれるもの』アニメ1期2期振り返り

https://twitter.com/UOG_Syaro/status/1538785300419604480

7月よりアニメ最終書ともいえる3期が放送開始になるうたわれるものですが、ここでは3期を見る前に1期と2期の内容をご紹介しようと思います。

1期

ここではないどこか。今ではないいつか。國は幾つもの別れ、國と國が互いに相争い憎み合い殺し合い大地は争いに疲れ細くなり、作物は育たず民草が飢えに苦しみ地獄と化す中、山奥ののどかな村『ヤマユラ』に瀕死の男が運び込まれました。

彼はここ『ヤマユラ』に住む少女エルルゥに助けられて祖母であり村長のトゥスクルに治療を施され一命は取り留めましたが、彼はどうやっても外す事の出来ない仮面を付け、その記憶が失われているようでした。

そんな彼に村長のトゥスクルはエルルゥとその妹のアルルゥの亡くなった父親の名前である『ハクオロ』と言う名前を与えて村で暮らしていく事を許可します。

最初は外からの来訪者に戸惑う村人でしたが、どこから得た知識なのか作物が育たぬ土地の開墾方法を村人に伝授し、ヤマユラが抱えていた食料問題を片づけてしまうと、貴族の末裔でトゥスクルに匿われていたオボロユズハなど仲間達との交流やエルルゥとアルルゥの姉妹とのふれあいを通じて村に溶け込んでいきます。

そんな中で村には危機が訪れます。それは山脈を越えて避難してきたと言う戦のからの避難民がヤマユラへやって来た事です。食料が持たないから受け入れは無理だと主張する村人に対してトゥスクルはハクオロにすべての判断を任せるといいました。

考えた末にハクオロは避難民を受け入れ村に特産品を生み出し、特産品を売った交易金で食料を買えば良いと提案し、記憶が無いのに何故か覚えていた製鉄技術で交易品の鉄を生み出し同じく何故か覚えていた化学肥料の製法で畑を豊かにし、見事に村の危機を乗り越えます。

ハクオロの活躍でヤマユラの村は周辺の村が羨むような豊かな発展を見せますが、そんなヤマユラを悲劇が襲います。発展したヤマユラにヤマユラを含む村々を統治する國である『ケナシコウルぺ』がヤマユラが豊かなのに目を付け重税を課してきた為に村人が反発し、國から戦を仕掛けられて村人の支えとなって来たトゥスクルが殺されてしまったのです。

恩人であるトゥスクルと自分を信頼して受け入れてくれたヤマユラの民が殺された事でハクオロの中で怒りが深く激しく燃え広がります。そして、それは取り返しのつかない行為だと知りつつもハクオロはその怒りを解き放ってしまいます。

ハクオロを指導者としてヤマユラの民達は立ち上がりケナシコウルぺへ謀反を起こして國を打ち崩し、恩人の名を冠した新興国『トゥスクル』を起こしハクオロは『皇(オウルォ)』になります。

ハクオロが即位した事でトゥスクルは豊かな國へと発展し長きにわたった戦乱から急速に復旧を遂げていき、ハクオロが目指した通りに國も種族も関係なく多くの人々が集まって大きく成長していきました。

そして、このまま豊かに穏やかに成長していくかと思われたトゥスクルにまるで神のいたずらかのようにその豊かさを狙った周辺国との争いが次々と起こり、ただ平和を望むだけだったハクオロは自分の行動で戦火を次々と広げている事に思い悩みつつ終わる事のない戦乱へと身を投じていく事になります。

そして、いつ終わる事のない戦火の中ハクオロは自分の記憶を徐々に取り戻していき、自らが「うたわれるもの」であり、亜人間達から「ウィツァルネミテア」と呼ばれ崇められる存在であることを思い出し、『ハクオロ』と言う名前も前の大戦の時にトゥスクルが神から授かった名前であり、ハクオロの姿を見た時にもしかしたらと感づいたトゥスクルがハクオロにその名前を還したのです。

遂に自分の記憶を取り戻したハクオロは神がこの世に存在しこの世の理を思うように動かす事はならないと決意し、封印される事を決めました。そして一緒に戦ってきたオボロや仲間達に後を託しエルルゥやアルルゥの事を想いながら眠りについたのです。


2期

青年は記憶とその名前を失っていた。記憶の無い青年は一人深い雪山を彷徨いそして巨大な蟲に襲われ追い詰められていく。そんな青年の窮地を救ったのは獣の耳と尻尾が生えた少女『クオン』でクオンは青年に記憶が無いと知ると青年に『ハク』と名付けました。その名前はかつてかの国で民と臣下がその身と魂までも捧げて仕えた『うたわれるもの』の名前でした。

記憶が無いハクはクオンの旅に付き合う事になりクジュウリの村でウコンと名乗る若者に出会い気に入られ、そしてそのウコンに誘われるように大国ヤマトの帝都にたどり着いたクオンとハクはウコン自身から自分は大和の右近衛大将『オシュトル』であると明かされ、ハクとクオンの腕を見込んで隠密の仕事を依頼されることになりました。

そして、隠密の仕事を任されるにあたってクオンの知り合いがいると言う帝都の旅籠屋『白楼閣』を拠点にしつつ仲間を増やしながらオシュトルから依頼された隠密の仕事を請け負っていく事になります。

ハクがクオンと隠密の仕事を請け負い始めてしばらくたったある日。ハクは『ミト』と呼ばれるご隠居の話相手を務める事になりそこでミトはヤマトの皇帝である事をしり、同時にハク自身も過去の記憶を取り戻しました。

自分の記憶が戻った事も言えないままヤマトはクオンの故郷である『トゥスクル』との戦を開始。トゥスクルへ侵攻するも地の利に明るいトゥスクル軍に苦戦を強いられた皇軍を助ける為にオシュトルより依頼されてハク達もトゥスクルへと遠征します。

しかし、トゥスクル遠征中に帝が崩御した事と、やっとの事でトゥスクルより撤退してきたハク達にオシュトルが、帝とアンジュの暗殺容疑で拘束され、斬首が決定したというがもたらされます。

オシュトルがそんなことをするわけないと無実を疑わなかったハク達は白楼閣の女主人カルラの協力を得て、王宮へと忍び込む事に成功し、オシュトルとアンジュを救出してオシュトルの生まれ故郷であるエンナカムイ國へと逃亡を図ろうとします。

しかし、そんなハク達の目の前に追手として八柱将の一人ヴライが立ちはだかり、仮面に潜む大いなる力を解放しそれに対抗してハク達を逃がす為に大いなる力を解放し大いなる姿へと変貌したオシュトルが立ち向かいます。

そして、ヴィライを撃退するものの仮面の力を使い果たしたものの末路としてハクにアンジュやこの国の事を託して塵として消滅します。後事を託されたハクは覚悟を決めて仮面を見つけて右近衛大将オシュトルとして生きていく事をにします。

王宮を脱してクオンたちと合流したハクはオシュトルとして『ハクの死』を伝えます。そしてこの時からハクはそれが修羅の道になろうともオシュトルとして皇女アンジュにそしてヤマトに仇名す者を打ち取る為にエンナカムイの民を導いていくのでした。

『うたわれるもの 二人の白皇』の見どころ

1期、2期の内容を振り返ってきましたが、ここでは第3期の見どころについてご紹介したいと思います。

第3期の見どころはやはり、ハクの更なる成長でしょうか。仮面の力を使い果たして消えゆくオシュトルに後事を託された事で修羅の道を歩む事を決意したハクがオシュトルよりオシュトルらしくあろうと急成長を見せます。そして、そのハクに自分の為にヤマトを取り戻して欲しいと願った皇女アンジュ今までよりもさらに一回り大きく成長していきます。

そして、ハクが死んだと聞いた事でトゥスクルへと帰国したクオンとの結末も見どころと言えます。クオンはトゥスクルの皇女としてヤマトへ宣戦布告をする為の使節として再びヤマトへ向かう事になりますが、やはりハクの事が忘れられずに皇女として一人の少女としての板挟みに悩みそしてクオンなりの決断をして前に進むことになり、それが物語に与える影響も重要なところです。

クオンの正体はトゥスクルの皇女で両親はハクオロとユズハ

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うたわれるもの 二人の白皇についてここではクオンの出自についてご紹介したいと思います。

クオンの出自についてハクオロの娘なんじゃないのか?と言う意見が良く出ますが、その通りでファンの間ではハクオロとユズハの娘である事が確実視されています。

では、何故確定では無く、確実視なのかと言うと現在出てるクオンの情報としてはまず、耳とその黒髪がユズハと同じで遺伝子を受け継いでいる。偽りの仮面でトゥスクル勢からは「我が魂を捧げた御方の愛しき忘れ形見」と言われるなどハクオロとユズハの娘であると言う事は間違いないとされています。

しかし、実際にハクオロとユズハが契りを結んだと言う描写は互いの指に髪の毛を結び付けて再会を望んだと言う描写以外特に無く、その面で見るとクオンが本当に娘なのかに少々疑問が残るので、確定では無く確実視としています。

ラスボスはクオン(ウィツァルネミテア)

前記にてクオンの出自について触れましたが、ここではクオンはラスボスなのか?についてご紹介しようと思います。

これについてはラスボスで間違いないですと言っておきましょう。なお、クオン=ウィツァルネミテアと言う認識は間違っており、正確には偽りの仮面からの黒幕であるヤマト八柱将の一人ウォシスとの最終決戦でハクがオシュトル同様に仮面の力を使い果たし仲間に後事を託して塩と消えます。

そしてその際に自分を生むことで死んだ母親や自分が力を上手く使えなかったせいですべてを一身に背負い消滅していったハクなどこの世の不条理を呪った事でそれをこの世への復活を画策していたウィツァルネミテアの半身に付け込まれて体を乗っ取られる形でウィツァルネミテアとして降臨します。

そして、塩と消えて幻想の世界にてハクオロと邂逅したハクに娘の事を想い自らが持つ神の力のすべてを捧げハクをこの世にもう一人のウィツァルネミテアとして呼び戻させてかつての仲間と一緒にクオンに取り付いたウィツァルネミテアの半身を封印させる事に成功し、神の力をハクに引き渡したハクオロは人に戻り愛するエルルゥと共に地上へ帰還します。

ですので、クオン=ウィツァルネミテアでは無く、その生まれ(ユズハとハクオロの娘)故に神と繋がる力を持ち、それを神の半身に利用されてしまったと言う事になります。

『うたわれるもの 二人の白皇』のエンディングその後は?

前記でクオンの正体二人の白皇の結末に本の少し触れましたが、ここではエンディングのその後はどうなるのかについてご紹介したいと思います。

ルルティエ:クジュウリにてハクの帰りを待つ。
ノスリ:聖上から命を受けハク探しの旅へ。
オウギ:アンジュの身代わりとなったシノノンの政務の補佐役に。
ネコネ:ついに殿学士へ。エンナカムイにて兄様の帰りを待つ。
アトゥイ:ノスリと二人でハク探しの旅へ。
ヤクトワルト:シノノンが聖上の身代わりになったことによりその補佐をしている。
アンジュ・ミカヅチ・ムネチカ・キウル:水戸黄門一派になり、世直しの旅をしつつハク探しへ。黄門様のアンジュを補佐するミカさんムネさん。そして、うっかりキウルの旅は続く・・・。
フミルィル:トゥスクルの親善大使としてヤマト各地を周る。
イタク:ナコクを見事復興へ。エントゥアもナコクに仕えているようです。
オシュトル・マロロ:立派な墓が立てられる。
モズヌ:女性化し更生の道へ。チャフランや子分たちと頑張っている。
ハクオロ・エルルゥ:ハクオロはついに人間に戻ることに。エルルゥはそんなハクオロを支える。
オボロ:趣味に没頭するために皇を引退。
ドリィ・グラァ:オボロに仕える
ベナウィ:クオンが逃げたりオボロが逃げたりと苦労は絶えず。
クロウ:ベナウィの補佐として国に仕える。
アルルゥ・カミュ:クオンを追いかけるためヤマトへ。
トウカ・カルラ・ウルトリィ:白楼閣の再建へ。ウルトリィが最初の客として訪れる。
クオン:アンジュと二人で白皇になる。その後ハク探しの旅へ。
ハク:タタリを浄化する旅へ。マシロ様と呼ばれ人々に信仰される。

ハクとその周囲の人をまとめましたが、ハクはハクオロより大いなる神の力を受け継ぎその後タタリと呼ばれる赤いスライム状の生物を浄化するために世界を回り歩く事になり、時々クオンの元に姿を現しては消えて、世間からはマシロ様として崇められ、記憶を失った少年は愛する人の前には時々姿を現し、人々からはマシロ様と呼ばれる「不安定な神様」になりました。

そしてその周辺の仲間たちはハクを探す為に旅に出る者達もいるなど、それぞれの道を歩んでいきます。

まとめ

今回は『うたわれるもの 二人の白皇』についてご紹介してきました。

アニメは原作ゲームの制作陣が「最高の最後」と言うように『うたわれるもの』から続く物語はこれで完結となります。最終章に相応しくとても熱くとても悲しく、そして涙なしには見られない展開が次々と展開されて行きますので、是非ハク達の冒険の行きつく所を見届けて下さい。

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