星漿体(せいしょうたい)もう一人は九十九由基!安定してるの意味も【呪術廻戦】

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星漿体とは天元様の老化をリセットできる特別な存在です。

72話で星漿体であった天内理子は亡くなりましたが、202話で天内理子以外に星漿体がいたことが判明しました。それは九十九由来です。

しかし、天元様は天内が亡くなって以降は同化をしていないようです。天元様なりの理由があったのかもしれませんね。

そこで、今回は星漿体の一人であった九十九や、同化をしていない天元様などについて調べてまとめてみました。

目次

天内理子が死亡で天元様の同化ができない

天内理子が死亡したことで同化が失敗に終わっています。

8巻66話から登場した天内理子は星漿体という特別な体質を持って生まれました。星漿体の運命を背負うがゆえに、普通に生きて普通に成長していくこれからの日々を諦めていたようです。そこで、天内の護衛を担っていた五条と夏油は、天内が天元様との同化を拒否した場合は彼女の意思を尊重しようとのことでした。

その後、3人の前に伏黒甚爾が現れ危害を加えようとし、五条が残り立ち向かいます。その間に、同化への道を進んでいた天内に付いてきていた夏油は、同化を拒むなら尊重すると伝えました。そして、天内が引き返す選択を選びます。しかし、直後追い付いてきた伏黒によって天内は頭を撃ち抜かれて死亡しました(9巻72話)。

結果、同化前に天内は亡くなってしまったので、天元様との同化は失敗に終わりました。天内が亡くなる以前に、天内自身が同化を拒んだ道を選んだので、どっちにしても同化は成功していなかったかもしれませんね。

九十九由基から天元様は安定していると報告

天内と天元様の同化は失敗に終わっているにも関わらず、天元様は安定していると九十九が言っていましたね。

九十九曰くもう1人の星漿体がいたか、既に新しい星漿体が産まれたか、という事でした。しかし、202話で九十九は同化した星漿体の声が聞こえないことから、天内以外に星漿体がいたわけではなかったことを察します。

天元様は進化すると、人間を離れより高次な存在になります。そして、人でなくなった天元様は自身の意思がなくなってしまうかもしれないと呪術師には危惧されていました。天元様が意思を失くすと最悪、人間の敵になるかもしれないからです。

ですので、天元様が進化せず、老化をリセットするために星漿体という特別な存在が必要になってきます。しかし。天内が亡くなった事で同化が失敗に終わり、結局進化してしまったようです。

老化は加速し 私の個としての自我は消え 天地そのものが 私の自我となったんだ

天元様曰く、同化が失敗したも、自我を肉体の外に伸ばし、結界術によって理性は保たれているとのことでした。九十九が安定していると言った理由は少し違いましたが、天元様が結界術によって理性と共に安定していることは確かなようですね。

もう一人の星漿体は九十九由基だった

202話で九十九自ら「それが元星漿体の私の責任だ」と言っています。ですので、九十九が元星漿体であったことは確実です。また、いくつかの事から九十九が星漿体と関係していることが分かると考えられます。

九十九は「子供たちを利用してきた歴史を理性的だと?それを理性と呼べるなら私のことは大聖と呼べクソジジイ」と天元に文句を言っています。このことから、九十九は一時は天元様との同化を受け入れたと解釈できます。しかし、天内理子が星漿体として九十九以上の器だったことから、九十九は同化せずに済んだのかもしれません。

そして、九十九は天元様と同化星漿体の声が聞こえるそうです。ですが。天内との同化が失敗に終わっていることから、声が増えないことに納得した模様でした。

さらに九十九は、九十九が元星漿体だったから、天元様は九十九を警戒していると考えていました。生贄をもらう側、生贄になる側、分かり合えない壁のようなものを九十九と天元様の間には感じますね。

結局天元様は同化していなかった

天内との同化が心配に終わって以降、天元様は誰とも同化していないようですね。そこにはいくつかの理由が考察されています。

まず、天元様の中では、天内以上の星漿体の素質を持った子はいませんでした。ですので、天内以下の星漿体の同化はうまくいかないと考えたのではないでしょうか。その結果、同化を拒むようになったと思われています。

そして、天元様自身がいつかは同化が失敗する、同化をしなくなると考えていたのではないでしょうか。現に同化しなくても、結界術によって理性が保てています。天元様の中に確信めいたものがなかったにしろ、同化しないことが普通の事になると考えていたのではと思います。

ですので、同化を拒否したというよりは、同化をしない現実を受け入れたとも考えられますね。

まとめ

天元様、星漿体、同化、改めて調べても複雑ですね。

同時期に天内と九十九という星漿体がいたことも何らかの意味があったのでしょうか。もし、天元様が九十九と同化をしていたら物語はまた変わってくるかもしれませんね。

九十九はもう亡くなってしまいましが、天元様はどうなるのか、今後も気になることばかりです。

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