アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」6部第3シーズンが、1月6日から地上波で放送されています。6部の最終シーズンであり、楽しんでいるファンは多いでしょう。
6部のラスボスは、プッチ神父です。今回はプッチ神父のスタンドC-MOONの裏返り能力とは?徐倫がメビウスの輪を使ってC-MOONの攻撃を回避したのか?メビウスの輪の意味とは?メビウスの輪やC-MOONの元ネタとは?詳しくご紹介します。
プッチ神父のスタンドC-MOONの裏返り能力
プッチ神父のスタンド・C-MOONは、ふれた物の表裏を裏返しにする能力です。裏返しにするとは、実際にC-MOONの拳を受けた徐倫の場合だと、手と足が裏返り痛々しい状態になりました。
またプッチを中心とした半径3㎞は重力が逆転するため、範囲内の人や車と建物、ヘリコプターは落下して大災害に見舞われる結果に。戦闘相手だけでなく、周囲を巻き込んで厄介なことが分かりますね。
C-MOONの裏返り能力は、パワーはなくても触れたら重力関係なく破壊できる、おそろしい能力です。また、もう一度ふれるとまた裏返り、元の状態に戻る弱点があります。
徐倫がメビウスの輪を使ってC-MOONの攻撃を回避
徐倫はC-MOONの攻撃を回避するため、メビウスの輪を利用しました。C-MOONに一度ふれたら裏返るので、ストーン・フリーで表裏が存在しないメビウスの輪に自分の身体を変化させたのです。
周囲を巻き込み被害を起こす、厄介な敵であるプッチ神父。ですが、徐倫がメビウスの輪を利用すると、状況は一変します。
メビウスの輪の力で、表も裏もないから裏返りはしない。糸であるスタンド能力を逆手に取った対処法で、徐倫は防御可能にしました。身体を糸に変化して戦闘する、徐倫のスタンドだからこその戦い方といえるでしょう。
メビウスの輪の意味
メビウスの輪の意味は、表と裏がフチを乗り越えずにつながっていることです。別名でメビウスの帯とよばれることもありますが、意味は変わりません。
一度ねじっているのに、表裏がなく長いループになる不思議な現象です。彫刻や絵画に応用されるだけでなく、漫画やゲームでモチーフにされることは度々あり、有名なマリオカートのサーキットでも利用されています。
ジョジョでの話中の意味は、体の一部を糸で表裏の無い形へ変えることです。表と裏がなくつながっていることで、徐倫はC-MOONの能力を無効化して戦いました。
メビウスの輪やC-MOONの元ネタ
メビウスの輪の元ネタは、見つかりませんでした。曲名で一致したのは、大橋純子さんのアルバム収録曲「メビウスの輪」ですが、関連性はないようで詳細はわかりません。
メビウスだと、劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の主題歌で、「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)」がありましたが、こちらも元ネタではなさそうです。
C-MOONは、ロックバンド・ウイングス (Wings)の楽曲「C・ムーン」が由来となっています。C・ムーンは、「物わかりのいい人」の意味があります。ウイングス は、元ビートルズのポール・マッカートニーと妻・リンダ、元ムーディー・ブルースのデニー・レインの3人で編成されたロックバンドです。
メビウスの輪はスタンド名ではないので、元ネタが見つからなかったのかもしれません。ただ、メビウスの輪の理論がC-MOONに最強だったことは改めて感じることでしょう。
まとめ
今回はプッチ神父のスタンドC-MOONの能力や、徐倫のメビウスの輪の意味や元ネタをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
徐倫のスタンドが糸で、他の主人公より最弱ではないかと言われていましたが、ラスボスを倒すためにあえて糸だったこともよく理解できる戦闘でしたね。
メビウスの輪の意味をふまえると、より徐倫の戦い方の理解が深まりますね。アニメで迫力ある徐倫とプッチ神父の戦闘シーンを楽しみましょう。