10月から開始したアニメも大人気で、話題の漫画「チェンソーマン」。連載開始から2020年12月に第一部「公安編」が終了し、2022年7月からは第二部である「学生編」を連載しています。
第一部では、マキマがキーパーソンであり、新連載時の表紙の伏線回収もラストで話題になりました。今回はチェンソーマン第1話のジャンプ表紙が伏線で、マキマがデンジのチェンソーに映っている?第一部は、マキマの支配の悪魔がラスボス?第二部は、戦争の悪魔がラスボスなのか?詳しくご紹介します。
チェンソーマン1話ジャンプ表紙が伏線
チェンソーマン第一話が収録されていた、週刊少年ジャンプの表紙イラストは伏線になっていました。ジャンプの表紙イラストには、デンジだけでなく肩にはポチタ、チェンソーの部分にはマキマが映っている構図です。
第一部の公安編である単行本11巻96話に、類似するシーンが登場します。マキマに、ポチタがくれた心臓を奪われたデンジ。ポチタで作ったチェンソーマンと戦い、デンジを倒したと油断したマキマに反撃するシーンです。
マキマの姿がデンジの持っているチェンソーに映っていて、これが表紙の伏線が回収されたとファンの間で話題になっていました。第一話が掲載されたジャンプの表紙を見た、ごく一部のファンしか気付かないところではありますが、第一部の終盤にならないとわからなかった伏線でしたね。
マキマがデンジのチェンソーに映る
上述したジャンプ新連載時の表紙と、マキマを倒すときのワンシーンには、マキマがデンジのチェンソーに映っています。顔の判別ではなく、人間と悪魔を鼻が利くために匂いで区別しているマキマ。そんなマキマに対して、デンジに全く興味のないところを逆手にとり、自身の心臓のポチタを取り出しチェンソーマンとして、マキマと戦わせていました。
パワーからもらっていた血を使うことで、マキマをうまく欺いて致命傷を負わせることが出来、結果としてはマキマを倒すことが出来ました。チェンソーはパワーの角のようなアレンジが施されていたり、多少相違はあるものの、このシーンで伏線が張られていたことが分かります。この時のために第一話から計画されていたことが判明した重要なシーンでした。
第一話の時点で、マキマを殺すことが示唆されており、作者の意図には驚きを隠せませんね。チェンソーにマキマが映ることが表紙でなかったら、ただデンジとポチタが載っているだけで終わったことでしょう。
第一部はマキマの支配の悪魔がラスボス?
チェンソーマンの第一部「公安編」は、マキマである支配の悪魔がラスボスです。マキマの正体は、第75話の中でアメリカ大統領が支配の悪魔を倒すため、銃の悪魔と契約する会話にて発覚しました。
マキマは日本の内閣総理大臣と契約しており、攻撃されても本人が死ぬことはなく日本国民の病気や事故に変換されてしまい、一筋縄では倒すことのできない厄介な存在です。チェンソーマンに異常なくらい執着し、手に入れて自らの支配下に置き、戦争や飢餓のない平和な世界を作ろうと策略していました。
自分の計画を達成するために、黒幕としてデンジに絶望を味あわせていたことが判明します。マキマは簡単には倒せないと判断したデンジは、マキマを解体して食すことで消滅させることを考えます。結果としてマキマは、デンジの体内から復活することもなく、倒すことに成功しました。支配の悪魔は完全には倒すことは出来ず、中国でナユタという別の個体に生まれ変わった姿で発見され、先生に押し付けられる形でデンジは共同生活が始まりました。
第二部は戦争の悪魔がラスボス?
第二部は、戦争の悪魔がラスボスではないか?と、ネット上では考察されています。第二部冒頭から、正義の悪魔に殺された三鷹アサに契約を持ち掛け、アサの身体を修復をしたのと同時に融合しています。
魔人に近いようですが、魔人化の表現もなく、デビルハンターが倒しに来ないデンジに似た人間でも悪魔でもない中立的な存在です。デンジ同様にアサの自我もあり、まだまだ謎もまだ多いところではあります。同じ学校にデンジと護衛のための吉田ヒロフミが在籍しており、学校生活がメインで戦争の悪魔を倒すのではないかとネット上では考察されています。
第二部も、第一部の支配の悪魔のように一部ごとにラスボスの悪魔が居る可能性は高いです。ただ他のチェンソーの悪魔が他にいて、ポチタはチェンソーマンではないという仮説もあるため、戦争の悪魔のさらに上に本物のチェンソーマンのラスボスがいるかもしれませんね。
まとめ
今回は第一話の表紙の伏線回収と、第一部と第二部のラスボスのことについて、大まかにご紹介しました。
作中ではさまざまな伏線があり、未だに回収されてないものも多いと話題のチェンソーマン。どこで突然伏線回収がされるのか、気になるところも多いですよね。
第二部もまだ夏に始まったばかりで、今後の展開はさらに面白くなりそうです。これからの展開と伏線回収を楽しみに待ちましょう。