ニコロビンと光月スキヤキのやりとりから、ワノ国が所有するロードポーネグリフとそこに記載されている古代兵器プルトンの謎の核心に一気に近づいたONE PIECE1053話。
今回は1055話のネタバレを交え、ロードポーネグリフの存在意味とワノ国が所有するロードポーネグリフの正体を徹底解説します!
様々な伏線が錯綜するONE PIECEの中でもロードポーネグリフは最重要キーワードの一つなので、これを気にチェックしてみてください!




ワンピース1055話でロードポーネグリフが発見
ワノ国編もいよいよ最終盤を迎えるONE PIECE。ワノ国編では世界に4つある、ロードポーネグリフの一つが見つかりました。ロードポーネグリフとは世界政府がひた隠しにする「空白の100年」を記した碑文ポーネグリフの内の一つ。
ポーネグリフは、ノーマルのポーネグリフとリオポーネグリフ、ロードポーネグリフの3 種類が存在し、その中でも最も重要なのがロードポーネグリフです。なぜならロードポーネグリフはラフテルへの行き方を示すものだからです。
そんな作中、最重要アイテム、ロードポーネグリフがいよいよ1055話で登場します。
ロードポーネグリフは全部で4つ
作中で現在、所在が判明しているロードポーネグリフは3つ。元々、ミンク族、ワノ国、ビッグマムがそれぞれを所持していました。麦わらの一味が、最初にロードポーネグリフを入手したのはミンク族の国であるゾウにて。モコモ公国内に隠されていました。
そして麦わらの一味は、ビッグマムが所持していたロードポーネグリフも万国の戦いの中で、写しをとって入手しています。ポーネグリフは巨大な石に文章が刻まれている石碑なので、現物を持ち運ぶのではなく写しをとって情報を保管するのが一般的です。
そして、ワノ国を支配していたカイドウ海賊団に勝利した麦わらの一味は、1055話でついにカイドウの所持するロードポーネグリフを発見します。これで麦わらの一味は、4分の3を入手することになります。
あと1つのロードポーネグリフの場所は?
ついに3個目のロードポーネグリフを手に入れた麦わらの一味。問題は最後のロードポーネグリフの場所です。ネット上では、シャンクス所持説、黒ひげ所持説など様々な説が考察されています
4つ目のロードポーネグリフのありかを考えるときに重要なヒントになるのは、26年前のロードポーネグリフのありか。それは魚人島の海の森です。
26年前、ロジャー海賊団が最後の一つを海の森で発見します。時代は流れ、現在麦わらの一味も3つ目まではロジャー海賊団と同じ経路で入手してきました。しかし、大きく違うところもあります。麦わらの一味が魚人島に到達した時に、26年前は存在したロードポーネグリフがなくなっていたのです。
魚人島のポーネグリフはロードポーネグリフではない
ポーネグリフ自体は確かに魚人島に存在しました。しかし、ノーマルのポーネグリフが1つしかなかったのです。つまり、魚人島にはロードポーネグリフがありません。一体どこに行ってしまったのでしょうか。
爆破されても傷一つつかないポーネグリフ。災害によってなくなったとは考えられません。つまり、ほぼ確実に誰かが持ち出したのです。では一体誰が?それがロードポーネグリフを独り占めしたい者の仕業だということは簡単に想像できます。
それぞれのロードポーネグリフの内容解読
4つのロードポーネグリフはそれぞれ1つの地点を示します。その4つを結んだ時に浮かび上がるのがグランドラインの最終地点ラフテルだと言われています。それぞれのロードポーネグリフが示す内容は作中で明らかにされていませんが、ノーマルのポーネグリフの中には、内容が明らかにされているものもあります。
例えば、麦わらの一味が海の森で見つけたノーマルのポーネグリフには「空白の100年」時代の人物「ジョイボーイ」の謝罪のメッセージが刻まれていました。また、アラバスタのポーネグリフには古代兵器プルトンのありかが記載されています。
そしてついに、1055話でプルトンがワノ国の地下にあることが判明します。1053話で正体を明かした光月スキヤキに連れられてニコロビンは地下で3つ目のロードポーネグリフを目の当たりにします。そして、光月スキヤキの口から、地下のさらに奥に古代兵器プルトンが保管されているという情報も明らかにされます。
スキヤキも伝え聞いたのみで、実際にはプルトンをみたことがないと言いますが、巨大なプルトンを取り出すためにはワノ国の防御壁を破壊する必要があると言います。そしてそれがワノ国の開国だと。
そう考えると、ワノ国の開国を目指した亡き光月おでんは、言い換えれば古代兵器プルトンを開放しようと考えていたとも言えます。なぜ光月おでんはそんなことをしようとしたのか?一つの謎が解けた矢先また新たな謎が浮上したのでした。
まとめ
グランドラインの最中地点ラフテルへの地図の役割を果たすロードポーネグリフ。徐々に謎が明らかになり、麦わらの一味の冒険も終わりが見えてきました。それは同時にONE PIECEという物語も終わりに向かっているということです。
アラバスタ編から登場し、コミックスで数えると実に20年の時を経て明らかにされたプルトンのありかとポーネグリフの核心。これからも怒涛の伏線回収が待ち受けていること間違いありません。



