無能なナナ(アニメ)完全ネタバレを最終回結末まで!能力や黒幕を原作漫画から紹介!

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2020年10月から放送されるアニメ「無能なナナ」。

今回は「無能なナナ」のネタバレを原作漫画から最終回結末までご紹介しようと思います。

目次

「無能なナナ」が2020年10月から放送

無能なナナ」は原作者るーすぼーいさんによる、作画が古屋庵さんの作品です。月刊少年ガンガンにて2016年から連載中になります。

能力者と呼ばれる特殊能力を持っていた少年少女達が、『人類の敵』と呼ばれるものと戦うために、孤島の学園に集められていました。

そんな中、転入生の1人である柊ナナが転入してきます。中島ナナオは能力を誰にも見せず、無能力と呼ばれていましたが、ナナの転入によって、転機が訪れます。

能力とサスペンス…驚きが驚きを呼ぶ漫画のアニメ化となるので、楽しみですね。

「無能なナナ」は原作漫画どこからどこまで何クール放送される?

そして何クール放送されるかですが、恐らく1クールではないでしょうか?

他の人気作品と比べて、知名度的にもさほどなさそうですので、まずは1クールでしょう。

現在は6巻まで発売しており、やるなら、全てやる可能性もあります。

1巻で3話分くらいは進められるかもしれませんので、5巻途中の区切りの良い部分までと予想されます。

「無能なナナ」のネタバレストーリー

ではここからネタバレを紹介していきます!簡易的に紹介しますので、ぜひもっと知りたい方は漫画を買いましょう!

1巻のネタバレ

無能力者


『この島に巣食う人類の敵を残らず殺せ 推定で一千万人の命が守られる』そうスマホを見たある誰かが、孤島に姿を見せる。

中島ナナオは孤島に転向してきて、半年だった。ここはいろんな能力を持った子どもたちが集められたエリート学園。しかし全く馴染めず、いじめられていた。先生は、人類の敵と戦う為に君たちは特別な訓練を受けていると話す。今から50年ほど前に地球に到来した敵は人の世にまぎれて命を脅かし続けてきているという。

そして転入生が来る。『小野寺キョウヤ』ということで、能力は言わなかった。ナナオをいじめていたモグオがつっかかるも、言わなきゃならない決まりでもあるの?と言う。そこにもうひとり転入生がいるという。すみませ~ん!と遅れてきた女子は『柊ナナ。人の心が読めます』と説明し、『ちょっと空気が読めません』と言う。そしてナナオの隣の席に。

すると、ナナはナナオがいじめられていることを見抜く。そこにモグオがやってきてナナオを茶化すもナナが心を読んで、デートしたいと思ってると見抜く。遠目で小野寺が怪しんだ目で見ていた。

そしてナナはナナオと友だちになろうと言ってくる。そじて学級委員長を決めるのにナナはナナオを推薦する。モグオと貴公子と自称するロン毛が手を上げていたが、小野寺が、ナナオと3人でやりあえばいいんじゃないかと言う。

それからナナはナナオにつきまとって食堂で一緒にご飯を食べる。それから海が見たいですと崖にいくと突然、ナナが吹き飛ばされる。ギリギリの所でナナオが助ける。誰かに突き飛ばされたような感じだった。

そして夜、ナナオの部屋へナナが腕時計を渡しに来る。

翌日、勝負には、ナナオは参加せず、ロン毛とデブだけが参加した。やりあいをしていく中でデブがやりすぎて炎を出しすぎる。それがクラスのみんなに当たりそうになる。それをナナオが庇って炎を消す。

それは『人の能力を無効』にできる能力だった。それがナナオの能力だった。ナナは委員長はナナオしかいないと言う。

それからナナとナナオは昨日の崖で話す。そしてナナの手を触れられると、はじめて声が聞こえなくなりましたと言う。これからもよろしくね…というとき、突然、ナナがナナオを崖から突き落とす。

『なぜ、ボクはこの子にこれから殺されなければならないのか だろ』と言う。『能力者だらけの学校に無能力者が紛れ込んでいては疑われるだろ』というとナナオは君が人類の敵・・・

というと、ナナが『いいや、お前たちこそが人類の敵だからだ』と言う。果たして崖から突き落とせば死ぬのか、私はそれだけをずっと考えていたと言う。そしてナナオは掴んでいた縄から落ちる。

スマホには『中島ナナオ 推定殺害人数百万人以上』と表示されていた。

人類の敵

翌日、学校にはナナオが来ていなかった。そこでモグオが心配し、ナナにナナオ知らないか?と聞く。あいつにあんな度胸あったなんて意外だよなと言う。

西暦19XX年、最初の人類の敵が登場する。都市を破壊し殺戮の限りを尽くす。その正体は宇宙人でも魔物でもなく、特殊な能力を持った人間だった。以降能力を持った子どもたちが世界各地に少しずつ出没する。

そして能力者を軍事利用しようとするものが現れ始めた。しかし能力者たちは研究対象とされた経緯から革命を志した。五年に渡る戦争には人間側が勝利した。それから百年の月日が流れ、能力者は訓練施設と名を打って学校に隔離している。

人類の敵と呼ばれる怪物と戦うために日夜訓練をしていると大半が信じている。

場面は変わり、「柊ナナ…島に巣食う人類の敵を秘密裏に処理しろ」「任務に失敗は許されない」「我ら無能力者は能力者に支配される」「すなわち人類の終焉だ できるか?」・・・

そして訓練では、ロン毛が池を凍らせていた。ナナはそれを確認して、物理法則を無視しした能力を見る。ナナは「やはり委員会は正しい」と思う。

『私は人類の平和のために彼らを殺す』と意気込む。

そしてナナはロン毛と一緒にご飯を食べていた。そしてまた中島くんは病欠かと聞かれる。そんな時、モグオが怒っていた。「ナナオがリーダーだと!?」番長はおれなんだよと他の男子に突っかかっていた。

殴りかかろうとした時、モグオのほうが倒れていた。渋沢という男子が能力を使っていた。「また時間を…?」とモグオがつぶやく。

ナナは聞くと、ロン毛から渋沢は時間を止められると聞く。スマホを見ると『渋沢ヨウヘイ推定殺害人数八十万人以上』となっていた。

それから、ナナは渋沢とご飯を食べることに。ナナは水を渋沢の服にこぼすと、いつの間にか元に戻っていた。時間を止めてたということだった。しかしナナは時間を止められるとは少し違いますよね?と聞く。

すると渋沢は「過去に戻れるだけです」と言う。過去を変えた結果が現在に反映されたとか。

そんな時小野寺が現れる。「その能力で中島の失踪を調べてくれないか?」と言う。学校には休みの連絡はきてなかったと言い、突然、ナナの髪を触る。

そして、初日から中島と親しくしていたことから、昨日も放課後二人で出ていったなと言う。ナナは誤魔化しながら話すと、小野寺がずっと髪を触っているのを指摘する。

すると妹が同じ髪型だから、触りたくなると言う。話題を逸らそうと人類の敵とか?とナナが言う。

そしてナナは突然立ち上がり、小野寺を変に疑う。やたら中島さんに熱心ですねと言い、ちょっと友達でも作ろうとしたんだよと語り、去っていく。

そして渋沢に彼は要注意だと言い。柊さんの仲間は私の中、あだと言い、一緒に調べましょうと言う。

それから渋沢は過去を見てくると言う。過去に戻れば疲れすそうで、過去の同じ場所に戻れるよう。そして一旦戻った時には「さっきは人に見られてしまってね」と言う。

渋沢は、昨日何時くらいに海に行ったのか覚えているか聞く。何も言わないナナに「見られたら困ることでもしていたんですか?」と言う。するとナナは夕方の六時ごろだと話す。まだ間に合うから行くしかないと言う。

そして中島とナナが悪手をしており、渋沢にナナが気付いたから目があってしまったと言う。いちおうそこに茂みに隠れていたと話す。これは中島とナナが二人が握手しナナが吹き飛ばされる直前の出来事だった。

そして今記憶は書き換わったとナナは感じる。そして今日の所は帰ることに。

するとナナは夜、スコップを取り出す。そして渋沢の部屋に行く。すると「なんでそんな大事な話黙ってたんですか!」と言い森へ入る。「中島さんが人類の敵に襲われたのはこっちです!」とナナが言う。

そして中島が人類の敵に食べられた所を見たとナナが言う。過去を変えられる渋沢なら助けることができるかもと言う。そしてすぐに戻ってくると言い渋沢は消える。

その間にナナは渋沢が消えた場所に穴を掘る。そこには水面が出ていた。

翌日、水面は凍っていた。昨晩の時点では池は水のままだった、泳げない上に戻った先でも吐くほど息が乱れているのならまず溺れ死ぬと踏んだが…と思う。そして誰も水死体には気づかず、今朝と同じように池は凍りついたかと思う。凍りついたのはロン毛の能力だった。

ナナオと同じく時間遡行者・渋沢もまた、ナナの手により葬り去られることになった。

2巻のネタバレ

ヒーリング

不可解な行動を目撃されたことからキョウヤにマークされることになったナナ。

対応策に考えを巡らせる中、クラスでは大人しい少女・ミチルの下駄箱に入っていたラブレターが話題となっていた。クラスメイトに冷やかされ赤面するミチルは、ふとナナに近づいてくる。突然ナナの膝の傷跡を舐め始めるミチルに驚くナナだが、次の瞬間にはその傷は治っていた。ミチルの能力は「ヒーリング能力」だった。

ナナのスマホには『犬飼ミチル 推定殺害人数 十五万人以上。』と表示されていた。

ラブレターの指定場所で待つミチル。そこに現れたナナは、そのラブレターがクラスメイトの悪戯であることを明かす。友達と思っていたクラスメイトの心ない行動に涙するミチルをナナは食事に誘う。

その夜。キョウヤがナナの部屋を監視する中、ナナは窓から脱出してミチルの部屋を訪れる。ナナの行動に危険なものを感じたキョウヤはミチルの部屋へ急ぎ向かう。

しかし、そこにいたのは何者かに背中を刺され出血するナナだった。

ミチルのヒーリングにより怪我を癒されたナナは、キョウヤに対してミチルの部屋を訪れた理由…「人類の敵」らしい声がミチルを狙っていることを感知したためだと説明する。負傷したナナに対して追求することができないキョウヤ。

『わたしがリーダーになり学校を支配する』

ナナの負傷は、彼女の自作自演だった。

未来予知夢

クラスメイトの支持によりリーダーの立場となったナナ。不審さを感じつつも明確な証拠を持たないキョウヤが口を出せないこともあり、ナナにとっては順調な展開のように思われた。

ナナの帰り道、その帰宅を一人の男子生徒が待っていた。葉多平ツネキチ…未来が分かると言う彼は、体育倉庫でナナらしき人物が彼の首を絞めようとする写真をナナに見せる。

ナナを連れて深夜の食堂に向かうツネキチは、彼の未来予知能力が本物であることを証明する。そして最後に彼が出した写真には、「ナナがナナオを崖下に突き落とす瞬間」が写されていた。

その写真を脅しとしてツネキチは、ナナに対して彼女になることを要求する。

隙を伺いツネキチを殺そうとするナナに、未来予知の写真の時刻が来るまでは彼を殺すことができないと警告する。ひととおり満足して眠るツネキチ。彼が眠った後に、新しい未来予知の写真が現像される。その写真に写っていたのはナナも驚愕する内容だった。

目を覚ましたツネキチは様子がおかしいナナの服から一枚の写真を取り上げる。その写真に写っていたのは、ツネキチと同じく体育倉庫で首に縄紐を巻かれたナナの姿だった。勝ち誇るツネキチは予定どおりの時刻に体育倉庫に来るよう約束させる。

体育倉庫に来たツネキチに襲い掛かるナナ。準備していた時計のトリックを見破られ床に組み倒されてしまう。勝利を確信したツネキチだったがナナの隠し持っていた毒針により返り討ちにあってしまう。

窮地を脱したかに思えたナナ。しかし、彼女の手元にあった未来予知の写真どおりにその殺害現場にミチルとキョウヤが駆け付けることになる。

ネクロマンサー

上手く写真を誤魔化してキョウヤの疑いを再び振り払ったナナ。翌日、ツネキチの葬式が行われることになった。その場でツネキチを解剖して検死することをキョウヤは提案する。毒殺だとバレることを恐れるナナはキョウヤに反対し何とか止めようとするが…

『死体に直接聞いてみればいいじゃない?』

棺の中からゾンビのような姿となったツネキチが這い出て来る。横に立つ少年・風間シンジは、自分が死者を操る「ネクロマンサー」としての能力を持つと明かす。クラスメイトたちが怯えるリアクションを示す中、シンジをフォローする少女…佐々木ユウカ。彼女はシンジの幼馴染だった。

翌日の夜。ナナは逢引きをするシンジとユウカの姿を見掛ける。島に連れて来られる以前からの腐れ縁であること、映画館でのデートのエピソード、そしてユウカの能力が「怪力」であること…様々なことが明らかになる。

そして情報を集め終わったナナは、再び行動を始める。最初の標的をシンジに定めたナナは、彼の眠る部屋に侵入してツネキチと同様に毒針により殺害する。同じくユウカの殺害に向かうナナ。

ユウカに毒針を向けるナナだったが、突然とんでもない力で後ろから押し倒される。

『全部シンジが見ててくれたんだ』

ようやくナナは自らの誤解に気付いた。今、彼女を押さえつけている少年シンジが怪力の持ち主。そしてすでに死んでいたシンジを操っていた存在…ユウカこそがネクロマンサーの能力の持ち主だった。

3巻のネタバレ

ユウカの真実

ネクロマンサーだったユウカによりナナは窮地に陥る。

ナナを組み敷いたシンジ、そんなナナを前にユウカは自慢そうにシンジとの生前の思い出を語る。映画館でのデート…そしてそれがシンジが死ぬ事故となったと言うユウカは、あたかもシンジが喋っているかのように一人芝居を続ける。

ナナは状況をひっくり返すために、ユウカにある提案をする。

『好きだった男の子の天国からのメッセージですよ』

ユウカのシンジに対する異常な執着心を見破ったナナは、その一言で隙をつくり夜の森へと逃げ出す。ユウカの弱点を探りながら森を逃げるナナ。しかし、森に眠っていた他の死体も操るユウカにより、ナナは森の奥にあった小さな小屋に追い詰められる。

日の出によりゾンビたちの追跡は終わったがナナは逃げ込んだ小屋に閉じ込められてしまう。

翌日の勝利を確信して一旦その場を立ち去ったユウカは、翌日の夜に再び小屋を訪れる。小屋の中にナナの姿がないことに焦るユウカ…ナナは小屋から脱出し、ユウカを待ち伏せしていた。

形勢逆転したナナは、ユウカに次々と真実を突き付ける。ユウカはシンジの恋人でも何でもなくストーカーだったこと・他ならぬユウカ自身がシンジを殺していたこと…真実が暴かれる中で本音を語るユウカ。ナナは醜い本性を明らかにするユウカを毒針により抹殺した。

ナナのアリバイ

ユウカの始末には成功したナナは、キョウヤからの追求を危惧していた。

ナナは寮に帰る途中で偶然にも羽生と遭遇する。いつもつるんでいるカオリと喧嘩していた彼女を、ナナは自らのアリバイのために利用する。羽生を殺害し、その直後にカオリのコンタクトレンズの保存液に毒を仕込むナナ。彼女の期待通りに翌日にはカオリの死体もまた発見された。

再び起きた能力者の変死事件に調査を進めるキョウヤに対して、ナナはユウカの死についても明かす。心を読む能力により「人類の敵」が迫っていると告げるナナは、キョウヤ自身の手で証拠を消させて行く。

しかし、キョウヤはナナの不自然な行動に気付いていた。クラスメイトを集めてナナの正体を暴こうするキョウヤは、ナナが証拠品でありアリバイトリックの材料でもある羽生のスマホを所持していると推測していた。

ナナの身体検査をするキョウヤ…ナナは証拠品であるスマホを持っていなかった。

事件後からナナの行動を監視していたキョウヤには、ナナの完全なアリバイを破る術はない。自らの推理の間違いを認めて、クラスメイト全員の前でナナに謝罪して彼女の潔白を認めることになる。

『本当に危なかった』

一方、ナナもまた内心冷や汗をかいていた。一歩間違えればキョウヤの罠にかかる判断をするところだったナナは、キョウヤに握手を求めて再び警戒心を強くしていた。

橘ジン

夜になり寮の入り口で見張りをしていたナナ。そんな彼女のもとにミチルがやって来る。

無害な彼女に対して警戒を解いていたナナ…しかし次の瞬間にはミチルが持つナイフがナナの首元に突き付けられていた。上手く切り返したナナだったが、翌日の教室でもミチルの追求が続くことに。

クラスメイトが見守る中で、ナナの心を読む能力がブラフであることを明かすべく、ミチルは自らの贈り物の中身をクイズとして出題する。再三のミチルからの攻撃を凌いだナナは、ナナオを突き落とした崖にミチルを連れて行く。

手の傷を治癒していないことからミチルが偽物であること突き付けるナナ。

あっさりと認めたミチル、次の瞬間にはミチルの姿は消えて眼鏡の男性が立っていた。自らを能力者たちの先輩であると告げるその男・橘ジン。彼はナナを隠れ家である洞窟に招待する。

五年前の生徒であることを明かす橘は、かつてこの島で起きた惨劇について語り始める。

今と同じように島に集められた能力者たちは、ある事件をキッカケに殺し合うことになった。その中で明らかになった事実…そもそもこの島に能力者たちが集められたこと自体が、本土の政府たちの企みだった。

危険分子だった能力者たちを隔離する施設、それがこの島の正体だった。

得意げに真実を明かす橘。しかし、ナナが仕込んだ毒が効果を出し始めた。苦しむ橘だったが、キョウヤに変身した彼はその不死身の能力により毒を無効化していた。橘ジンの能力は、他の能力者をコピーすることだった。

『こいつは本物の人類の敵だ』

4巻のネタバレ

ナナの過去

他の能力者をコピーする今までにない脅威・橘ジン。

命は奪われなかったものの大怪我を負わされたナナは、ミチルの部屋のベッドで目を覚ます。どうやら彼女が負った怪我はミチルの治癒能力により癒されていた。

眠っていた間の悪夢は、ナナがかつて味わった両親が惨殺された記憶だった。ナナの両親が殺された殺人事件…その原因は彼女自身にあるとナナは考えていた。深夜に出歩く癖があったナナは事件の夜もまた施錠をせずに出歩いていた。そんな彼女の不用心さが両親の死を招いたのではないか…その事実はナナにとって十字架として圧し掛かることになる。

翌日、ナナが関わらないところで次の殺人事件が起きてしまう。

石井リュウジ。喉や背中を鋭利な刃物で切り裂かれたような彼を殺した容疑者は、彼の恋人だった空野フウコを含めて複数人いた。フウコは風の刃により鋭利なカマイタチを発生させる能力者だった。

結局、犯人は特定できないまま解散する一同…ナナと食事をともにするミチルは明らかに何かを気にしている様子だった。

ナナを疑うような何かを気付いたのではないかと警戒するナナ。

しかし、ミチルは卒業後に彼女の両親と一緒に暮らさないかという提案をする。ナナを気遣うミチルだったが、両親を惨殺された過去を掘り起こされたナナはミチルへの怒りを露わにして怒鳴りつけてしまった。

見えざる刃

https://twitter.com/Resatsuki0/status/1317820178227359745

ナナはキョウヤとともに、被害者の恋人フウコの部屋を訪れる。

心を読むナナの能力に期待したキョウヤだったが芳しい情報は得られなかった。一方、キョウヤは現場の状況からフウコが犯人であると考えているようだった。

ナナはミチルの真意を探るため再び彼女の部屋を訪れる。

ミチルの部屋にあった日記…そこに書かれていたのは裏表のないミチルの気持ちだった。心が揺らぐナナだったが風呂から出て来ないミチルを心配して風呂の様子を伺う。湯舟には高熱を出しぐったりとするミチルの姿があった。

ミチルを救い出し看病をするナナ。

治癒能力の代償として体調を崩したミチルをナナはなりふり構わず助けようとする。本心からミチルを助けたいと思う自らの感情に戸惑うナナ。やがて看病のおかげもありミチルは目を覚ます。

どうしてそこまで他人を助けるのかと問うナナに対して、ミチルはかつて彼女を救ってくれた少女・ヒトミについて語り始める。いじめられていたミチルを救ってくれた彼女は末期癌に侵されていた。

ヒトミのように誰かを救いたい。それがミチルの行動原理だった。

『犬飼ミチル 推定殺害人数 十五万人以上』

ナナの心は、与えられた任務との間に板挟みとなっていた。

「ともだち」

葛藤に疲れ果てた様子のナナ。

そんな彼女の部屋をミチルが訪れる。ミチルはナナの両親が殺害された事件に彼女が何の責任もなかったことを証明する方法を考えていた。そしてミチルの質問から事件の朝の状況を思い出して行くナナ…そこで明らかになったことは、殺人犯が侵入したのはナナの責任ではなかったこと・そしてナナの両親が間違いなく彼女を愛していたことだった。

本心からナナを想ってくていたミチルをナナは「本当のともだち」として心を許す。互いにプレゼントを贈り合い友情を深める二人だったが、石井を殺した犯人の標的はミチルに向けられていた。

深夜に呼び出されたミチル。犯人は「幽体離脱」の能力で自らのアリバイをつくった鶴見川レンタロウだった。

彼の凶刃がミチルを襲う寸前、彼女を庇ったナナにナイフが突き刺さる。

ミチルを庇い続けたことで致命傷を負ったナナ。トドメの一撃が刺される瞬間、間一髪のところでキョウヤが鶴見川の本体を捕らえる。しかし、致命傷を負ったナナの意識は薄れつつあった。

罪悪感を感じながら死に向かうナナ。そんな彼女を救うためミチルは命懸けで治癒能力を発動させた。

夜が明けて目を覚ますナナは、隣で眠っているミチルに気付く。

しかし、ナナの命を救うほどの治癒能力を使ったミチルはすでに亡くなっていた。ミチルを犠牲にして生き延びてしまったことにナナは号泣する。

5巻のネタバレ

事件解決…そして鶴岡タツミの来訪

キョウヤとフウコは犯人・鶴見川の本体を確保していた。一瞬の隙をついて逃げ出した鶴見川だったが、行く先では橘ジンが待ち受けていた。動物を惨殺していた罪を鶴見川に問う橘ジン…彼の手により鶴見川もまた裁かれることになった。

能力者同士の殺し合いとなった事件は無事解決された。

しかし、島の上空には軍のヘリコプターが飛んでいた。その部隊を指揮している男「鶴岡タツミ」…彼はナナを操っていた上司でもあった。

ミチルの死に抜け殻のようになっていたナナは、鶴岡の来訪に驚く。鶴岡は天性のマインドコントロール能力により、あっという間に生き残った能力者たちの心を掌握してしまう。

一方、ナナは鶴岡に対してミチルを蘇生できないかと願い出る。

ナナの願いに対して快く了承した鶴岡だったが、ナナが立ち去った後で彼はミチルの遺体に数発の銃弾を撃ち込む。救われたように思われた能力者たちだったが、彼らは鶴岡の掌の上の存在に過ぎなかった。

鶴岡タツミ、橘ジン、ナナ。多くの思惑が絡み合う中、能力者たちの本土移送が決定される。

まとめ

今回は「アニメ無能なナナ」について紹介してきました。

今回のまとめ

・『無能なナナ』は原作漫画1巻から5巻途中まで
・そのエピソードが語られるアニメは2020年秋から放送予定
・アニメ『無能なナナ』の舞台となるのは「見えざる刃」までと予想される

「アニメ無能なナナ」は原作1巻から5巻途中までに相当するエピソードです。

能力者を取り巻く裏事情が垣間見える本作品、気は早いですがアニメ2期以降にも期待したいですね。

2020年秋からの放送が今から楽しみです。

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