今回は『ワンピースフィルムゴールド』で敵役として登場したギルドテゾーロの懸賞金や声優さんをはじめ、ステラの死因とドフラミンゴとの関係性について解説します。
ギルドテゾーロはグランテゾーロを経営している大富豪ですが、実はドフラミンゴのように裏取引にも精通した人物です。映画ではドフラミンゴとの交渉のようなシーンも描かれており、正体について気になる方も多いでしょう。
そんな方向けにまとめているので、ぜひ目を通してみてくださいね!
ギルド・テゾーロの声優・懸賞金
『ワンピースフィルムゴールド』に登場するテゾーロ。能力等は明かされているものの懸賞金については触れられていないので気になる方も多いでしょう。『グラン・テゾーロ』オーナーとなったテゾーロには懸賞金は掛けられていません。
そもそも『グラン・テゾーロ』は巨大な黄金船且つカジノでありながらも世界政府公認の独立国家です。ちなみに世界全体の20%通貨を掌握しており、天竜人にも多額の献上金を納めています。海軍や天竜人もお忍びで遊びに来るようなスポットにもなっており、世界政府とも太いパイプを形成しています。
従って『グラン・テゾーロ』が創設される前は『数億ベリー』の懸賞金が掛けられていた可能性もありますが、現在では懸賞金は掛けられていません。海軍に捕らえられてしまった要因ですが、ルフィに敗北したことで積み上げた全てを失ったからですね。続いてはギルドテゾーロを担当する声優さんですね。
- 名前:山路和弘(やまじ かずひろ)
- 生年月日:1954年6月4日(68歳)
- 出身地:三重県伊賀市
- 身長:172cm
- 事務所:劇団青年座
山路和弘さんは1977年劇団青年座に1期生として入所、2年後の1979年からは舞台・ミュージカル俳優をはじめ、映画やテレビドラマ俳優として活躍し始めます。しかし、俳優だけに留まらず吹き替え声優・アニメ声優も担当されています。
俳優、吹き替え声優ではこれまでに膨大な量の作品で出演経験があり、アニメ声優では『ワンパンマン』『進撃の巨人』『バケモノの子』などのヒット作で声優を担当されています。
テゾーロを担当されている山路和弘さんは芸歴40年を超えるベテランの方であり、『ワンピースフィルムゴールド』ではルフィとの戦闘シーンでも迫力のある演技をされています。渋みのある声が特徴ですが、若さすらも感じさせるほどの演技力をお持ちの方ですね。
ギルド・テゾーロの技名
『ワンピースフィルムゴールド』に登場するギルドテゾーロは『グラン・テゾーロ』と呼ばれる黄金船且つカジノのオーナーであり、ゴルゴルの実を食べている人物でもあります。能力は黄金を操れるというものであり、作中でも金を纏って戦うシーン等が描かれていました。
技名についても作中でも明かされていますが、独特の話し方をするキャラクターということもあり、聞き取りにくい方もいるでしょう。そこでここでは『ワンピースフィルムゴールド』でテゾーロが魅せた技の名称を紹介します。
- ゴールド・スプラッシュ
一見すると黄金の噴水に見えるが、噴水からあふれ出る金を来場に纏わせることで自由を奪うことができる技。 - 黄金爆(ゴオン・ボンバ)
拳に黄金を纏わせて殴りつける技。ただ殴りつけるだけではなく、拳がヒットした瞬間に纏っている黄金が爆発する。 - ゴールド・アーマー
自身を含む対象者に黄金の鎧を纏わせることで防御力を高める。 - 黄金の神の裁き(ゴオン・リーラ・ディ・ディオ)
黄金で出来た巨大な触手で相手を叩きのめす技。 - ゴールデンテゾーロ
巨人族やオーズにも匹敵するサイズの黄金で出来た戦闘体。テゾーロが中に搭乗する形で戦う。 - 黄金の神の火(ゴオン・フォーコ・ディ・ディオ)
ゴールデンテゾーロの形態で使用する技。何マイルも遠くの戦艦ですらも一撃で破壊するレーザー光線。 - 黄金の業火(ゴオン・インフェルノ)
ゴールデンテゾーロの形態で使用する技。黄金爆(ゴオン・ボンバ)と同様に爆発を引き起こすパンチ。ただし、威力は黄金爆よりも遥かに高い。
上記が『ワンピースフィルムゴールド』にて、テゾーロが披露した技の名称となります。特徴的な名称なのでピンと来ない方も多いでしょう。
能力自体は覚醒の段階に達している事もあり、ギアフォースのルフィと互角に渡り合う戦闘シーンが描かれています。作中でも迫力のある屈指の見どころですね。
ギルド・テゾーロとステラの死因
『ワンピースフィルムゴールド』に敵役として登場するギルドテゾーロ。『黄金帝」と呼ばれ海軍や裏組織とも繋がりがある人物ですが、生来生粋の悪という訳ではありません。現在のテゾーロを作り上げた悲劇の過去が存在しています。
幼い頃は裕福ではなく、ギャンブル漬けだった父親の死をきっかけに家庭が崩壊。若干12歳で裏社会に飛び込み、ギャンブルや酒に溺れる生活を送っていました。しかし、裏カジノで大敗し仲間からも切り捨てられ、路頭に迷いながら行き着いた人間屋でステラという少女と出会います。
自身の悪評を知りながらも歌を褒めてくれたステラにテゾーロは恋心を抱きます。真っ当に生きることを決意し、まじめに働いて『もう少しでステラを買い取れる』というタイミングで町に天竜人が現れます。ステラは天竜人に買い取られ、その事実を目の当たりにしたテゾーロは天竜人に反抗します。
ですが、反抗も虚しくステラと共に奴隷としてマリージョアへ連行されます。烙印を刻まれ、笑う事もできない地獄のような生活を送ることになります。連行されてから2年後、奴隷となったステラが死亡した事を知り『金があれば彼女を救えた』と怒りと共に金に対する執着心を抱くようになりました。
黄金帝と呼ばれる大富豪となったテゾーロですが、ステラに起きた過去の悲劇が要因となっています。
ギルド・テゾーロとドフラミンゴの関係
『ワンピースフィルムゴールド』作中ではテゾーロ自身がドフラミンゴに対しても悪態を付いており、深い関係を示唆する発言もありましたね。ですが、作中では深彫りされていないため、気になる方もいると思います。
まずテゾーロはステラの死亡を知りますが、その5年後に起きたフィッシャータイガーの奴隷解放に乗じて逃げ出すことに成功します。その後はゴミを漁りながら犯罪に手を染めて命を繋いでいきます。そして3年後にテゾーロに転機が訪れます。
それはドフラミンゴファミリー主催のオークションです。オークションの目玉商品こそテゾーロが口にする悪魔の実『ゴルゴルの実』です。ただ、テゾーロが落札できるお金を持っている訳がありません。そこでテゾーロは犯罪者達を利用して会場に火を付けて混乱させます。
その混乱に乗じて『ゴルゴルの実』を盗むことに成功、ゴルゴルの実の能力者となりました。ただ、ドフラミンゴ自身は客引きの為の見世物として『ゴルゴルの実』を展示していただけで売るつもりは無かったため、盗まれたことに激怒します。
ですが、ゴルゴルの実の能力者となった事やタナカさんを仲間に引き入れるなど、ドフラミンゴが差し向けた刺客を撃退するまでに力を付けていました。その後も成長し続けるテゾーロ達に対して『相手にするのは一筋縄ではない』と判断したドフラミンゴは商売仲間としての協定をテゾーロに持ちかけます。
ドフラミンゴとの協定が成立したことをきっかけに世界政府・裏社会とのパイプを繋ぐことにも成功しました。
まとめ
今回は『ワンピースフィルムゴールド』に敵役として登場するギルドテゾーロの懸賞金や声優さんをはじめ、ステラの死因やドフラミンゴとの関係性を解説しましたが、いかがでしたか?
テゾーロも初見では生粋の悪に見えますが、過去に起こった悲劇がテゾーロを悪に染め上げてしまっただけなのです。作中では少しだけですがステラとのシーン、ドフラミンゴとの会談も描かれています。
深彫りされている訳ではありませんが、注目してみてくださいね!