『5億年ボタン』という物凄いアニメが始まりましたが、フルCGで内容も正直意味不明な感じでした。
後半パートはなんとあの『てさぐれ!部活もの』を彷彿とさせるアドリブパートでした。
そこで今回はアニメ『5億年ボタン』の声優や元ネタ、作者原作の菅原そうたさんに、監督制作会社。そしてアドリブパートや思考実験、B-DASHトニオの関係についてもご紹介していきます。
『5億年ボタン』が色々と凄い
2022年7月からスタートしたアニメ『5億年ボタン』ですが、フルCGであり、アドリブパートもあり、声優も野沢雅子さんが喋りまくりだしと、とにかく物凄い内容でした。
正直物語の内容はABEMAやTwitterなどでコメントを見ながらでないと見れないくらいわけがわかりません。
一時、3人の女性達がデフォルメした姿ではなくて、もうちょっとちゃんとしたキャラデザが映った紹介シーンがありましたが、あのデザインでやれないんですかね?笑
そして中盤にはついに、『5億年ボタン』を押すことによって、別空間に飛ばされそこで5億年過ごすことによって、100万円がもらえるというものでした。5億年過ごした後は記憶を消去されるということですが、5億年過ごしている時はずっと何もない空間で過ごすしかないという地獄の体験です。
これを押すかどうかという話でもありました。
ちなみにアドリブパートでは、皆ならどんなボタンを考えるなどというコーナーなどになっていましたね。あの『てさぐれ!部活もの』では、芸人上がりの監督が作った作品であり、それに参加した明坂聡美さんはABEMAの声優番組で、それに言及して二度とやりたくないような事を言っていました笑
アドリブはアドリブではなく、脚本があってアドリブのように演じるもののようで、それをわかっていない芸人上がりの監督が全部アドリブでお願いしますと言ってそうなったようです。正直声優に負担になるやり方はやめてほしいですよね笑
今回の内容が脚本がないアドリブなのかどうかはわかりませんけどどうなんでしょうね。
『5億年ボタン』の声優
そして今回凄いのが、あのドラゴンボールの孫悟空役の野沢雅子さんがトニオとしてメインでかなりの数の発言をしていたことです。声優の無駄遣いとはこのことですね。
トニオ:野沢雅子
ジャイ美:三森すずこ
スネ子:大空直美
井上博士:高野麻里佳
はなちゃん:羊宮妃那
うんこちゃん:三上枝織
ドラゴン:ボルケーノ太田
ナレーション:銀河万丈
このようにちゃんとした声優を使っているのも驚きですけど、キャラ名がドラえもんですよね笑
しかも酷いキャラ名も混じっていますね笑
『5億年ボタン』の元ネタ原作にB-DASHトニオ
では『5億年ボタン』の元ネタは何なのでしょうか?
元ネタというより原作なのですが、菅原そうたさんという方が、2001年の週刊少年ジャンプの増刊号に掲載した短編の中に登場したアイテムが『5億年ボタン』ということだそうです。
アニメの内容の『5億年ボタン』と一緒であり、異空間に転送されて5億年過ごすことで100万円が手に入るという流れです。
また、音楽アーティストの『B-DASH』がいますが、菅原そうたさんの兄はB-DASHのボーカルをしているGONGONなんだそうです。さらにB-DASHで使われているキャラがトニオでもありDVDも「5億年」というタイトルに使われたりしています。
『5億年ボタン』の作画・作者・監督制作会社と菅原そうた
そしてエンディングクレジットを見るとわかりますが、ほとんど菅原そうたさん一人で担当しています。
それならあのCGのクオリティというのもわかりますけど、制作資金がないんでしょうね笑
どんな経緯でアニメ化されたのか本当に不思議です。
制作会社も『STUDIO SOTA』という恐らく菅原そうたさん自身の会社なんでしょうね笑
面白かったのが走り方です。
走っていても全然前に進まず、滑っているような走り方でナルト走りのようになっていましたけど、この走り方がめちゃ笑ってしまいました笑
『5億年ボタン』の思考実験とは
では『5億年ボタン』と検索すると思考実験というキーワードが出てきます。
まず思考実験とは、頭の中で想像の実験をし、どんな結果が得られるか考えることです。
なので、『5億年ボタン』の思考実験は、異空間に飛ばされて5億年を過ごすかどうかの話で、ボタンを押すかどうかという思考実験のことでしょう。
正直微妙な選択なんですけど、100万円を手に入れられるけど。5億年を何もない空間で過ごさなくてはいけない。しかし5億年経過した時には記憶を消されて100万円をもらえるという流れです。
5億年何もできないのは正直精神崩壊してしまいますけど、その記憶が消えて100万円もらえるわけですから、ボタンを押した瞬間に100万円出てくるわけです。これってどっちがいいのかわからなくなりますよね。