楼蘭妃(淑妃)の正体は子翠で翠苓と姉妹!父親母親がクズ!子昌と神美【ろうらんひ/シスイ/薬屋のひとりごと】

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楼蘭妃は登場してから謎多い人物でした。猫猫とは子翠として会い徐々に仲良くなっていきますが、子翠について不思議に思っているところがありました。

そこで今回は楼蘭妃の正体は子翠で翠苓と姉妹なこと、父親が子昌で母親が神美であることについて書いていきます。

目次

楼蘭妃は阿多妃と入れ替わりで淑妃に

楼蘭妃は阿多妃と入れ替わりで後宮に入ってきた女性です。その時に侍女10人、下女30人、宦官を3人を連れてきたことや派手な装いで素顔が分からないほどの化粧をしていて後宮内で話題となりました。特に身なりについては毎回変えていて、帝は「毎度別人と会っているようだ」と言うほどです。

楼蘭妃はある目的のために後宮に入ってきたのでこの「別人に見える」というのは目論見通りです。彼女はこのことを利用して見た目が似ている侍女を自分の身代わりにして、下女となり後宮内の情報を集めていました。

楼蘭妃の正体は子翠

なぜ楼蘭妃が後宮に入ることになったのかについては彼女の正体に関係があります。彼女の正体は「子翠」だったのです。

子翠と猫猫が初めて会うのは小説3巻2話の「猫」です。玉葉妃の娘鈴麗公主の散歩に一緒に行くことになった紅娘と猫猫は、あちらこちら興味を示す公主に付いていきながらも目的地についてひと段落します。そして公主が子猫を見つけ猫猫が捕まえようと追いかけていきますが、警戒している猫はなかなか捕まりません。

すると、突然猫を捕まえる人物がいました。あどけない口調で顔立ちも幼く捕まえた猫を渡してきたのが子翠でした。後宮で再び子翠と会った時には彼女と猫猫は意気投合して小蘭も含めて三人で一緒にいるようになりました。

子翠と過ごすうちに猫猫は知識豊富な彼女のことを怪しんでいる様子が描かれていました。楼蘭妃=子翠とはっきり分かったのは猫猫が子の一族の領地に連れてこられた時でした。

子翠は翠苓と異母姉の関係!子翠の名前をもらう

子翠は翠苓と異母姉になります。父親は同じですが母親が違います。

  • 子翠:子昌と神美の子
  • 翠苓:子昌と神美の侍女の子

翠苓の母は医官と共に後宮を出ることになり子昌の元に嫁ぐことになります。しかし、神美が子昌に下賜されると状況が一変し、先妻は神美にいじめられ続けたことで亡くなり翠苓も精神的に支配されてしまいました。

そして、翠苓は本来であれば子翠と名付けられるはずだったのです。子翠は先帝から与えられた名前でしたが神美は子一族の名前を名乗らせることを許さなかったのです。

子翠は翠苓を神美の支配から助け出したいと思っており、神美が亡くなった時には子翠が関わっているような推測もされていました。解放された翠苓は阿多妃の元で過ごすことになりました。

楼蘭妃の父親と母親がクズ!子昌と神美

まずは楼蘭妃の父親と母親についてです。

父親「子昌」

宮廷で狸と呼ばれている高官で、先帝の母親から気に入られていました。子昌は子一族の傍流ですが、本家の娘である神美と許嫁の関係となっていました。なので子昌は子一族の養子となります。そのため宮廷ではそれなりの権力を持っているが、妻の神美には逆らえずにいます。

母親「神美」

子昌と許嫁でしたが上級妃として後宮に入ることになります。しかし、先帝が大人の女性が苦手で幼女が好きだったので相手にされませんでした。一緒に連れて行った幼い侍女を先帝が妊娠させてしまう出来事が起きました。先帝は自分の幼女趣味を隠すために子昌へ神美を下賜するかたちで嫁がさせられたのです。

神美の目的

神美は自分を追い出した先帝に恨みを持っていて復讐したいと考えていました。そして、子一族が実権を握るために自分と子昌の子である子翠と子昌と先妻の子である翠苓を利用していきます。

子翠を楼蘭妃として後宮に入らせ様々な情報収集などもしていましたが、最終的には壬氏率いる禁軍が子一族の里に着き制圧したことで神美の目的は果たせずに終わりました。

まとめ

楼蘭妃の正体についてまとめてきました。最終的に子翠は自殺し死亡したとされていますが、小説4巻の「終話」に「玉藻」という少女が登場しています。

作者も子翠は玉藻であると言っているので、いつか猫猫とまた会う時があったらいいなと思います。

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