前回、信の性善説に対して『火』の回答を聞いた韓非子でしたが、秦国へ向かうこととなりました。
今回のキングダム762話では、韓非子が秦国に到着して、嬴政と謁見すること、姚賈と李斯が韓非子に対してよくないことを思っていることをご紹介します。


韓非子が謁見
秦国に到着した韓非子は、嬴政と謁見します。
そして韓非子はすぐに秦での朝廷での地位を与えられ、李斯と共に法の強化と改正に尽力して秦が大きくなるために進むことが予想されました。
しかし、史記によればそうはならなかったと記されていました。
それから昌文君と李斯と嬴政が2人で何日も話し合います。韓非子のことをどう思うか聞きます。
嬴政は彼と色々話したが、俺が人の本質は光だと思っていることが気に食わないようだと言います。
進展しない話
嬴政はこのままでは対話はおそらく進展しない。韓非子は根が間違ったものを捕らえていると必ず腐るの一点張りだと言います。いっそ人の根は悪だと進められては?と李斯に言われます。しかし嬴政はそこは俺も頑固で自分を曲げる事はできぬと言います。
話が進まないのでしばらく韓非子には咸陽の暮らしに慣れてもうらおうということに。
昌文君は何しろ荀子野本では李斯より成績が良かったという韓非子。何としても我らが中枢にというと李斯はやかましい俺は実践派だったのだと言います。
そして嬴政はり師に韓非子と共に新法の研究に取り掛かれと言います。性悪説同士話が進むだろうと言うと、私は別に性悪説でもないのですがと言います。
普通の韓非子
その後、李斯に韓非子はどうだと聞く昌文君。そこで普通だと言います。
俺が知るかつての韓非子の迫力はない。あいつの口にすることは全て的確でただしいのだが、何かがないと言います。新世界への思いだと言います。
お前たちは当然だが今や俺も昌平君も秦の朝廷にいる人間たちは一枚岩とあり大王の掲げる夢の実現のためそれぞれが本気で戦っていると言います。
それは皆が大王を信じているからだと言うと、昌文君はそれを聞いて泣きます。
その集団の中に韓非子が突然きた。それはなにか今までにない良い反応が生まれる可と思いきや今のところそうではない、我らと韓非子、芯の部分が異なるのではぶつけ合えば良いのだが、大王の話による塗装でもないらしいと言います。
どうしてもそぐわぬと感じたならさっさと帰国願いを発するが、なぜかのらりくらりと時を過ごしている。韓非子は一体何をしにきたのだと疑問を持ちます。
宝朱と韓非子の付き人
韓非子の部下の文官が宮女に案内されていました。宮女の名前は宝朱というそうで、宝朱を見ると、韓に預けてきた妹思い出すと言います。
でもよく見るとあなたは妹に似ていません。妹より美しいと言います。
そして少し話したいと言います。
韓非子のお付きとしてここにきましたが、何日も会話する機会がなかったので、色々教えてくれますかと言います。他の宮女は宝朱を゙残して去ります。
抜け出す
そして宝朱と韓非子のお付きは夜を共にしていました。宝朱の喘ぎ声がでかいようでしたが、ここは誰もこないとか。
そして次はいつ会えますか?と聞きます。夜の内に宮殿を抜け出して宝生殿に会いに来ましょうと言います。
しかし宝朱はそんなことをしたら大変なことになると言います。
あなたのためなら命を危険にされることも簡単だ。だからこの屋敷から脱出して見せてくださいと言います。
李斯の屋敷にきた韓非子
姚賈は久々に李斯の宮殿にきたと考えていました。
文官は話を通すために他の文官と話すと、姚氏という行商が李斯様に会いに来てるが間違いだよな、約束があるとかほざいてると言われます。そこで行商はさすがに…会ったといわれ驚きます。
姚賈は通されますが、国内外の有力者でもなかなか会わない李斯様が行商ごときと直接?と思っていました。
姚賈はどういうことだ?今の間に李斯様の屋敷内で間者を二人も見つけたぞ。何か訓練でもしているのか?と思います。まあ間者の力量としては上の下、いや中の上といったところか、間者にそれと気づかれたら終わり死を意味すると言います。
しかし秦の重鎮中の重鎮である李斯様の屋敷に巻じゃとは身内の者でないとしたら物騒だなと考えていました。
そこである男とすれ違います。何だ今の男の目、俺に気づいて一瞬で気づかぬふりをした?やつの気配は患者ではない、それは間違いないだが間者ではない男がなぜ俺に気づいた?
いや違う、あの目は俺が何者かを知っていた目だ。一体何者…と思っていました。
そして後方では、お疲れ様でした韓非子様と言われていました。それを聞いた姚賈は何!?と驚きます。
韓にいた頃から恐らく姚賈は秦の間者だと気づかれていたということになります。
まとめ
ということで今回はキングダム762話についてご紹介しました。
この姚賈と李斯と韓非子を取り巻く話は史実ではとんでもないことになりますが、今後その通りになると思われます。

