『ディオの骨』とは読んで字のごとくジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャンに登場した骨でエジプトで回収した骨と頭から抜いた骨があり、前者のエジプトで回収した骨はスポーツマックスにDISCを与えて蘇生を依頼するシーンで登場します。
今回はディオの骨について骨の部位はどこなのか?や緑の赤ちゃんの能力などについてご紹介したいと思います。
ディオの骨の部位はどこ?
ディオの骨ですが、どこの部位かを説明する前にまず物語の舞台であるストーンオーシャンの二十数年前には承太郎によって倒されて太陽光によって塵にされているはずの骨が何故存在するのかと言う事から解説していくと、物語の二十数年前にディオは承太郎に倒される前にかねてより親交のあったプッチ神父へ自らの骨を渡していました。
そしてその渡していた骨の部位が第一中足骨と言い、足の甲に存在する細長い骨で、親指側を第一中足骨。小指側を第五中足骨と言い足に5本存在する骨のうち親指側の骨をプッチ神父へ渡していたのです。
ディオの骨の部位はジョナサンの体のもの?
前述にてディオの骨の部位の解説をしましたが、読者の中からはそれってジョナサンの骨じゃん!というツッコミが多数上がって居る通り、正確にはディオの骨では無くてジョナサンジョースターの骨であるのです。
そもそも、ジョースター一家とディオはディオを倒した承太郎の祖父であるジョナサンの時代から続くもので、ジョナサンはディオの首と共に船の爆発に巻き込まれて死亡しますが、その後復活したディオは首だけ自分の物で体はジョナサンの体を使って復活しました。そういった経緯も含めると、ディオの骨と言われる骨のうち、頭蓋骨以外の骨は全てディオの骨では無く、ジョナサンの骨になるのです。
ディオの骨の赤ちゃんの能力
前述までいろいろと解説してきたディオの骨ですが、実は囚人たちの命を吸収する事で緑色の赤ちゃんという厄介な代物を生み出していました。この生まれて来た赤ちゃんもジョナサンの骨から誕生したので、ジョースターの家系に連なる証の「星のあざ」があったりするのですが、ここで赤ちゃんの能力を見てみましょう。
緑の赤ちゃんのスタンドは『グリーン・グリーン・グラス・オブ・ホーム』と言いこれが意外と強力な能力で、赤ちゃんとの距離に比例して体が縮んでいき、永遠に赤ちゃんの元へ辿り着けないという物と、付随する能力としてスタンドに捕まれた体の部位を意図的に縮ませる事も可能です。
しかし、このスタンドは、赤ちゃんが興味を抱いた対象にはスタンドの能力が発動しないと言う赤ちゃんらしいと言えばらしいような欠点も備えています。
ディオの骨の赤ちゃんが植物の理由
前述にて緑の赤ちゃんの能力について解説しましたが、緑の赤ちゃんと言われるように植物の様な緑色をしており、実際に植物由来でありディオが示した天国へ行くアイテムの一つと言う何とも複雑な事情を持った赤ん坊です。
そして、植物由来とのお話をしましたが、何故赤ちゃんなのに植物由来であり植物なのかと言うとディオの骨が囚人たちを植物化させ、そこに実った実から生まれ落ちたからで、つまり由来でもなんでもなく本当の意味で植物であり、緑色の肌をしているのも植物だからなのです。
まとめ
ここまで『ディオの骨』についてご紹介してきました。
ディオは徐倫の父である承太郎が倒しても今度は娘の前に赤ん坊として現れたりと徐倫に取っての曽祖父でありジョナサンジョースターから代々ジョースター家にとって切っても切れない仇敵となっていてそれが物語にひと味加えているのだなと思います。