呪術廻戦183話では、秤の話がありましたが、184話『東京第2結界④』では打って変わって400年前の術師である鹿紫雲一(かしもはじめ)がパンダと戦う描写が描かれています。
そこで今回は鹿紫雲一の術式の電気・稲妻であり、パンダとの戦闘について、そしてなぜ宿儺を狙っているのかについてなど解説考察していきたいと思います。



鹿紫雲一とパンダが遭遇
184話では、秤とシャルルの戦いから、場面は移り変わります。パンダは秤と共に東京第2結界に訪れていたようですが、多数のコンテナに囲まれた場所にいました。
そうして歩いていたパンダが、鹿紫雲一と遭遇してしまいます。パンダは二足歩行であり、上野から脱走してきたのか?と聞かれます。
400年前の術師ですけど、現代の知識も持っているんですかね?
しかし結局はパンダが術師だとわかったようで、戦闘になるようですね。
正直この段階から、パンダが勝てるとは思えない相手ですよね・・・
パンダの激震拳(ドラミングビート)
そして戦闘になってからは、パンダは鹿紫雲一相手に、激震拳(ドラミングビート)で攻撃します。
これは内部破壊をする攻撃であり、鹿紫雲一も攻撃を受けて悪くないとつぶやきます。
少し褒めたようですね。
ただ、もちろんこれだけでは倒すことができないので、鹿紫雲一が反撃にでます。
打撃技のみで倒せるとは思えないですよね。400年前の術師ですから、相当強い人物しか残っていないでしょう。
鹿紫雲一の術式は電気稲妻で必中の攻撃
そして今回判明したのが鹿紫雲一の術式です。
鹿紫雲一は、電気と同質の呪力を電荷分離できるそうで、打撃をすることで相手にプラスの電荷を移動させられるようです。そして自分にはマイナスの電荷があり、地面の方向に逃げないようにして、そのマイナス電荷を相手に向けます。
その結果プラスとマイナスの電荷が引き寄せられ、とんでもなく速く重い一撃をパンダに食らわせます。
そしてこれは領域展開するまでもなく、必中で大気を裂く稲妻ということでした。
ハンターハンターのキルアを想像すれば近いのかなと思いますけど、あれは自分に電気を流すことで、頭で考えるより先に電気で自分の体を強制的に動かすことで超速の動きを可能にしています。
鹿紫雲の場合は、相手にもその電気を流し込むことで、自分との電気を繋いで必ず攻撃が当たるように誘導しているようでした。
パンダ死亡?
そんな中、結局はパンダは負けたようですが、その時の描写がなんとパンダの血が飛び散っています。普通に考えて殺さないという選択はないと思います。
この鹿紫雲の術式はかなり強いようですね。
とんでもないスピードの攻撃というのがまず相手が避けられないですし、電気的に繋いでいるから必中というのもかなり強いです。
パンダでは到底勝てない相手ですけど、簡単にパンダが退場してしまうとも思えません。
鹿紫雲一が宿儺を探している
そして最初から宿儺を探していたと思われる鹿紫雲一ですが、最後パンダを倒した時にも、で、どこだよ宿儺と言っています。
これを言っているということは、まだパンダは生きていて、パンダに宿儺の居場所を聞き出そうとしているでしょう。
恐らく虎杖の居場所をパンダは知っていますから、それを話してしまうのかどうか。もしくは何か条件を言ったりして窮地を逃れるといったこともあるかもしれませんね。


