2021年10月から放送されているアニメ『最果てのパラディン』。
アンデッドに育てられた主人公のウィルが、成長しパラディンとなって冒険していく物語です。
今回は主人公のウィリアムことウィルについてプロフィールから強さ、正体、両親など調べてみました。
https://www.kagoshima-gourmet.jp/archives/31986
https://www.kagoshima-gourmet.jp/archives/31428
ウィルのプロフィール
https://twitter.com/faraway_paladin/status/1449397219975733249
名前:ウィリアム・G・マリーブラッド
年齢:15歳〜18歳
種族:人族
声優:河瀬茉希
称号:最果てのパラディン
ウィルは意識が宿った時から目の前にアンデッドがおり、アンデッド3人に育てられました。過ごしていた土地は3人のアンデッド以外にはおらず、15歳までそこで育ちます。
声優の河瀬茉希さんは最近のアニメだとくまクマ熊ベアーの主人公のユナやゾンビランドサガの紺野純子をしたりしています。
彷徨賢者(ワンダリングセイジ)と呼ばれた魔法使いのガスから魔法を学び、戦鬼(ウォー・オウガ)と呼ばれたブラッドからは剣術を学び、地母神の愛娘(マーテルのまなむすめ)と呼ばれたマリーからは、世間の知識を学びます。
そして15歳になると人は、神を守護者として信仰しますが、複数いる中の神を1人選ばなくてはいけません。そして最初の敵となった不死神スタグネイトとの戦いの最中に灯火の女神グレイスフィールに誓いを立て、守護神となります。
また、先の話では、教会に認められる働きをしたことで、正式にパラディンとして任命されます。最果ての意味はブラッド達と一緒に暮らしていたのが最果ての地だからです。
現在書籍では18歳まで成長しています。
ウィルの正体と出生の秘密と両親は誰?
https://twitter.com/faraway_paladin/status/1446830307483684866そしてウィルの正体と両親ですが、現在はっきりとわかりません。
ある時、ブラッド達が封印し守っていた上王(ハイ・キング)の封印を解く為に、デーモン達が生贄として、赤ん坊を持ってきました。それがウィルでした。
デーモン達からウィルを救って、育てることになったわけです。
なので、デーモンからさらわれた人の子ということだけはわかっています。
ウィルの名前の意味
本日10月9日(土)の夜に、放送開始の #最果てのパラディン というアニメを、原作者から皆さんにプレゼンテーションしますね! どうぞご覧ください!! pic.twitter.com/fnR9zNNsA9
— 柳野かなた@最果てのパラディン (@yanaginokanata) October 8, 2021
200年前、上王(ハイ・キング)という魔族が、デーモンを従えて、攻め込んできました。その時最後に立ち向かったのが、ガス・ブラッド・マリーでした。
そして上王を倒せないとわかった3人は、奥義を駆使してなんとか封印を施します。その後、攻め込んできたデーモンに対する力が残っていなかったので、そこに現れた不死神スタグネイトが、デーモンを一掃する代わりにアンデッドになり、軍門に下るといった契約を持ちかけます。そうして3人はアンデッドとなります。
この上王との戦いの前に、ブラッドとマリーは生きて戻れたら結婚しようと話をします。そして子供が生まれたらガスに家庭教師を頼み、自分は武術を仕込むと言い、ブラッドは名前は決まっていると言います。
自分たちの子供はどうせ意志を曲げない人になるから、『意志の兜(ウィリアム)』だと言い、マリーもそれを気に入ります。
その後、アンデッドとなり、子供を授かることもできなくなりましたが、先程話した生贄として運ばれてきた赤ん坊にウィリアムと名付けることにしました。
そしてプロフィールにも書いたウィリアム・G・マリーブラッドですが、最果ての地を離れる時に、ガスがエルフとハーフリングの習慣にのっとり、母と父の名前を姓にすると言います。そしてウィリアム・マリーブラッドと言われますが、ウィルはガスの名前も入れると言って、ミドルネームにガスのGを入れて、『ウィリアム・Gを・マリーブラッド』という名前になります。
ウィルの能力と強さとパンの秘密
https://twitter.com/faraway_paladin/status/1448936691209699328そして最果ての地を出たウィルですが、普通の人たちとは隔絶した力を持っていました。
それはブラッドとガスに鍛えられたこともそうですが、一番は、マリーが地母神マーテルに祈って聖餅(パン)を出してもらい、それを食べていたからです。パンの加護から、通常ではありえない体の強さになり、それを鍛えてきたから、相当な力となっていました。
ブラッドがずっと昔から言っていた『鍛えぬかれた筋肉による暴力があれば、大抵のことは解決する』というのが、ウィルにも使えるようになっており、見た目は細そうな少年なのに力で解決する出来事が多々あります。
さらに不死神スタグネイトは『その体、まさか大半が聖餅か!?』と言っていたこともあり、通常数日意識を失っているような体の負傷でも、起き上がることができたりする強い体になっています。
ちなみに聖餅(せいへい)は、実際にキリスト教にあるもので、ミサや聖体礼儀で、礼拝するために聖別された特殊なパンのことを言います。キリストの体の実態として信じられているとか。これが、最果てのパラディンの世界でも用いられているということです。
そして祝祷術という魔法とは違う術も使えます。奇跡のような力で傷病者を健康体にするような力も持ちます。ただ、体力の回復はしません。
竜の力
そしてちょっとだけ解説! 「そしてメルコールへの挑戦として、北の天空高く七個の強力な星々の冠を置き、ヴァラキアカ、即ち滅びの印である〈ヴァラールの鎌〉を振り上げさせた」……コイツのネーミングはトールキン先生へのリスペクト要素です! pic.twitter.com/g8PaJCuchO
— 柳野かなた@最果てのパラディン (@yanaginokanata) October 5, 2021
そして小説3巻では、ドワーフのくろがねの国を滅ぼした、上王の配下だった邪竜ヴァラキアカに挑むことになります。
戦えば絶対に負けると思っていた戦いは、なんとグレイスフィールとスタグネイトがウィルに協力してくれます。確かこの時実はグレイスフィールとスタグネイトが姉妹ということが判明します。スタグネイトは女性であり、グレイスフィールの妹でした。
最終的にヴァラキアカに勝利しますが、最後の一撃を食らわせる時に、ウィルは、ヴァラキアカの血を浴びたことによって竜の因子が魂に根付いてしまいます。
その結果、竜の力がウィルに備わります。近くにあった岩を持ち上げると軽々持ち上がり、さらに素手でそれを握りつぶしてしまうほどの力を手に入れてしまいました。
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