ルックバック(藤本タツキ)考察まとめ!意味やoasis名曲にチェンソーマンの扉!藤野と京本のバタフライエフェクト!

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2021年7月19日にジャンププラスにて、チェンソーマンの作者である藤本タツキ先生が読み切りで『ルックバック』という漫画を出しました。

その内容にネットは大反響ということで、今回は『ルックバック』の考察をまとめてみました。

https://www.kagoshima-gourmet.jp/archives/21089
https://www.kagoshima-gourmet.jp/archives/14782

目次

Oasisの名曲

https://twitter.com/Kazuki17910/status/1416792788415303684

まずは、1ページ目と最後のページにあった

『Don’t』と『In Anger』ですが、タイトルの『ルックバック』をさらに足すとOasisというアーティストの「Don’t Look Back in Anger」という曲になるようです。

直訳は『怒りを振り返らないでください』になります。

そしてこれはイギリスあったテロの時にその集会でみんなが歌い出した曲になります。

曲の内容としては、

「すでに起こってしまったことを振り返って感情的にならないで」
「君の人生をめちゃくちゃにしてくる奴らに振り回されるな。冷静になれよ。せめて今だけはさ。」

というような意味にもなるようです。

ワンスアポンアタイムインハリウッド

そして『ルックバック内』で起きた京本が死んだ原因となった事件ですが、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』という作品のオマージュにもなっています。

クエンティン・タランティーノ監督の作品であり、ハリウッド女優がカルト教団に○された事件を背景に描かれた作品になっています。

そして、事件から2年が経過した日本でのあの事件をも想起させる内容で、公開時期もそれに合わせたんだと思われます。

『ルックバック』の世界線

https://twitter.com/MIYU_dole/status/1416780339704307716

そして作品内で気になった、京本が死んでから藤野が訪れた京本の家で、四コマのページをちぎった時に扉の向こうに紙が行きました。

すると、事件の日に戻り犯人を藤野がドロップキックして事件を解決するといった内容になっていましたね。

しかし、最後には、元の世界で藤野が京本の部屋に入り、藤野のサインを見つけ、それからまた漫画を描き始めるといった内容になっていました。

これは、タイムリープしているわけでもなく、恐らく藤野が頭の中で描いた内容だったんだと思われます。なので、タイムリープでもバタフライエフェクトでもないような気がします。

ちなみに上記のTwitterの画像では、看板が並んでいる背景美術の本の中にチェンソーマンに登場したページがありました。

他にも背景本にある部分がチェンソーマンにあるようです。

チェンソーマンの扉

https://twitter.com/Evqsub/status/1416789353951424512

京本が大学で描いていた大きな扉の絵ですが、チェンソーマンのデンジの夢に出てくる扉と一致しました。

チェンソーマンでは『絶対に開けちゃだめだ』という内容でしたよね。

じゃあ何を思ってこの扉を京本が描いたのかですよね。

今回は、京本の部屋から『出てこないで』という四コマの部分が強調された別世界線の話が描かれていましたが、チェンソーマンと同じく、扉を『開ける開けない』のどちらかで悲劇が起こる起こらないを示唆しているのではないでしょうか。

・京本が扉を開けて部屋から出てくる→藤野と出会って漫画連載する
・京本が扉を開けないで出てこない→藤野と出会わずに大学での事件を解決する

ということです。

もしこれがチェンソーマンにも当てはまるなら、扉を開けることで、やはりデンジに悲劇が起こるということを示唆しているのではないでしょうか。

『ルックバック』の意味

まず題名であるルックバックは、『振り返って見る』『回想する』『追憶する』といった意味を持ちます。

作品の中では、事件を振り返ったり、京本が藤野の背中を追ったり、京本の死後に藤野が京本のことを回想したりと、『ルックバック』のどんな意味もたくさん詰まった内容だったのではないかと思っています。

現実の世界での事件も振り返るといった内容もですよね。

藤野と京本の名前

そして藤野と京本の名前ですが、これはやはり藤本タツキの藤本を分割した名前になっていますよね。

友人の名前から借りたとか他にも何かあるかもしれません。

11巻だらけの本棚

https://twitter.com/penpen_pee/status/1416785588963872769

そして、藤野の部屋には京本の事件のニュースを聞く前に11巻だらけの本棚がありました。

これは何を表しているのかと言えば、はっきりとわかりませんが、チェンソーマンの第1部が11巻で完結してるんです。

そして一番最後のシーンで藤野が京本の部屋で11巻の最後のページが『このつづきは12巻で!』になっていました。それから、連載を中止していた藤野がまた絵を描き始めるといった流れになっていました。つまり同じくチェンソーマンの続きもということなのでしょうか。

ただ、これは本棚ではなく、書店の棚ということもありえます。アニメ化というポップもありましたし。

最新の11巻が発売されたばかりで大量に在庫が置いてあるといったことかもしれません。ただ、それならどういう意味なのか難しくなりますよね。

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